大岡山~洗足池散策

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久々に終電間際まで騒いで、終電を逃した。


奥沢まで行く電車があったので、そこから歩いて帰ることにした。
自由が丘のすぐそば、という程度の認識しかなく、土地勘もない。
加えて真夜中の都市は方向感覚を狂わせる。
山勘を頼りに彷徨うも再び同じ袋小路へと戻る。
仕方なく携帯のGPSで現在地を確認し、行くべき道を把握する。
文明の力に頼りきっている自分が嫌になる。

とてつもなく長い間彷徨ってた気がしたけれど、
時間にしてみればせいぜい1時間ほどの徘徊だった。


無性にどこか遠くに行きたくなる。
まったく見知らぬ楽園へ。

そこは生まれる直前の王道楽土。
人は誰しも原点への回帰を目指して歩む。


人は進んでいるようで道を戻っている。
しかし同じ道を歩くことはない。

それが「輪廻」ということではないだろうか。

休日の夕方、思いついたように大岡山へ。

地下駅は何度も通り過ぎたけれど、駅の外に出るのははじめて。

すぐ近くに道がある。
そして未知がある。


大岡山駅。
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壁面緑化の駅ビル(病院らしい)。
もう少し緑で覆われているといい感じなのだけど。


駅前すぐそばには東工大。

滝を登るイルカ?
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百年記念館。
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設計:篠原一男


講堂?
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厚みのある石積みの入口。
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工大らしい壁。
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美大には見られない風景。


足を伸ばして洗足池へ。

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美しいアウトプットは美しいインプットから。

もっともっと美しいものが見たい。

すぐそばにある、美しいものを。