Chino Cultural Complex【茅野市民会館】

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京都で桂離宮を見た後。
最初は金閣や銀閣など京都の寺社を見て回ろうかなと思っていたのですが、
大学のレポートでローランサンの作品について書くことにして、
ネットで調べてるとなんと茅野に世界で唯一のローランサン専門の美術館が
あるということが分かって急遽そちらに向かうことにしました。


...しかし茅野遠い。
京都を12時過ぎに出て、茅野に着いたのは15時過ぎ。

どんな田舎かと思いきや、茅野駅の目の前に総ガラス張りのモダンな建物が。

どうやら茅野市の市民会館のようです。
それにしてもこんなモダンな市民会館がかつてあっただろうか。
しかもこんな田舎に。


...というわでローランサン美術館へ行くまでのバス待ちの時間と、
美術館から戻って東京へ行く特急あずさの待ち時間でこの市民会館を散策。


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まずは全景...といってもカメラに収まりきれてないけど。
とにかくでかいです。
右奥の黒い壁の建物が1枚目の写真のウェーブ状の建物です。
国立新美術館みたいですが、国立新美術館は縦横共にウェーブですが、
ここのは横方向のみのウェーブです。


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市民会館の中。
緩やかなスロープになっていて、そのそばには図書館があります。
その奥には美術館やホールなどもあります。


市民会館とは関係ないと思いますが、市民会館のそばに置いてある蒸気機関車。
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夜になって。

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ライトアップされた姿もキレイです。


しかし駅前だというのに人が少ない。
こんなに利用者少なくてこんな立派な建物建てて採算大丈夫なのかな、茅野市。


ちなみに設計者は、早稲田大学教授の古谷誠章氏と、
彼が代表を務めるSTUDIO NASCAだそうです。
...はじめて知りました。


しかし坂茂設計の田沢湖駅に匹敵するくらいインパクトはあります。
もっとも茅野のほうは駅舎じゃないけど~

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[田沢湖駅舎]