安藤忠雄「2006年の現場 悪戦苦闘」【21_21】

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21_21 DESIGN SIGHTオープニングイベント、
「安藤忠雄 2006年の現場 悪戦苦闘」に行ってきました。

21_21 DESIGN SIGHTは衣服デザイナー三宅一生の
「日本の最新デザインを紹介する場所」という概念の元、
それに賛同した佐藤卓、深澤直人らが共に三人のディレクターとして、
デザインジャーナリストの川上典李子がアソシエイトディレクターとして
運営されています。

過去を展示する「ミュージアム」ではなく、今を展示する「サイト」。
なかなか面白いコンセプトだとは思うのだけど。

21_21 DESIGN SIGHT内は展覧会場はおろか、建物内は一切撮影禁止。
ちょっとこれはイタダケナイ。
海外の美術館は(...といってもニューヨークしか知らないですが^^;)
だいたい館内はおろか作品も撮影OK、スケッチもOKとオープン。

オープンソース。
これからの時代はそういうスタンスでなければ進化のスピードに
ついていけないと思うんだけどな。
あれもだめ、これもだめ、じゃいかんですよ。


...とぶつくさ思いながら入場。
チケット。
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ここでも学生料金適用で800円。


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というわけでまあ外観をパシャパシャと。

正面に向かって左側から。
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同じく右側から。
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左側はレストラン。
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右側が展示場。
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中央入口には21_21のロゴマークが。
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で、展示の模様ですが、タイトルどおり安藤忠雄の2006年の仕事紹介。
21_21 DESIGN SIGHTをはじめとする東京での6つのプロジェクトの紹介。
メインはやはりこの21_21で設計過程のスケッチ・模型・図面から
建築過程、建築材料まで事細かに展示されていました。
それ以外のプロジェクトに関しては主に模型展示のみ。

  ・21_21 DESIGN SIGHT
  ・東急大井町線上野毛駅
  ・東急東横線渋谷駅
  ・東大のどこかのキャンパス
  ・表参道ヒルズ

あれ、あとひとつなんだったっけ...?
スミマセン、忘れてしまいました。

表参道ヒルズ以外はまだまだ未完成です。

上野毛駅は駅上が再開発区域になるなんて初耳だし、
東横線渋谷駅も代官山まで地下化するなんてのも初耳だった。
渋谷駅のほうはなんか工事してるなあと思ってましたが、
上野毛なんで工事さえ始まってなかった気が...

東京でのプロジェクト以外にアブダビの海洋博物館が展示されてましたが
コイツがまたスゴイ。
21_21以上に奇抜なデザイン。
たしかドバイには世界最大の人工スキー場があるんだよね。
あわせて行ってみたいけどさすがにアラブ首長国連邦は遠い...


関連展示でウィリアム・フォーサイスによるインスタレーションが
隣のブースでしてました。20人くらいでおよそ7分ほどの入れ替え制。

入ると真ん中にスモークが炊かれていて、そのスモーク上に
天井からプロジェクタで輪っかが映し出されていて、その左側で
音楽にあわせてバレエダンサーらしき男性が踊っている...
奇妙な光景で、安藤忠雄と何の関係があるのか分からないけど、
バレエダンサーの動きがなんかオリエンタルで美しく、
合気道にもなんか通ずるものもなんかありそうで見入ってしまいました。


モネ展に比べると割高感は否めないけど、
やっぱり安藤忠雄スゲーというのとインスタレーションもスゲーというので
概ね満足しちゃいました。


次は深澤直人ディレクターによる「Chocolate(チョコレート)」だ~


【Information】オフィシャルサイト

アクセス: 都営大江戸線「六本木」駅、東京メトロ日比谷線「六本木」駅、
      千代田線「乃木坂」駅より徒歩5分

開館時間: 10:00 - 19:00(入館時間は18:30まで)

休館日: 火曜日、年末年始、展示替え期間

入館料: 一般1,100円 大学生800円 高校生500円 中学生以下無料