川に生息する生物を採取して、川のキレイさを測定する水生生物調査を行いました。
毎年学校と公民館協働で実施されていたイベントですが、
去年からはさらに遊子川もりあげ隊との協働で実施しています。
外部より水生生物の専門家の先生を迎え、
地元の川で水生生物を採取、その後学校の教室に移動して採取した生物たちを観察します。
遊子川には野井川という川が流れています。
この川は雨包山あたりから地域の入口である辰ノ口まで流れていて、
辰ノ口で国道に結節する地点で黒瀬川に合流します。
そんなに大きな川ではありませんが、遊子川に美しい景観をもたらしています。
昨年は真夏の7月に学校そばで採取したのですが、
今年は初秋の9月に下流の辰ノ口付近で採取しました。
気温が低くなったのと、下流ということでそんなにたくさん水生生物もいないかなあ...
と思いきや、意外とたくさんの生物を採取することができました。
自分たちが暮らす故郷が、水がきれいな美しい場所であることを自覚することは、
故郷を誇る心を育てます。それは地域づくりにおいて、とても重要なことではないだろうか。
そういう心が、地域を育てるのだから。
今年のサンプル採集フィールド。
葦が密生していて採集活動が大変、ということで、
あらかじめもりあげ隊有志で草刈りを実施。
まずは川に入って生物採取。
虫たちはだいたい川底の石の裏などにいるので、
これを金網にてすくいあげ、トレイに採集。
採集した生物の一部。
その他いろいろたくさん採取できました。
学校に移動して、採取した生物の観察。
生息している生物の種類によって、水のキレイさを把握します。
去年同様、キレイな水に生息する生物が多く見られました。
上流同様、下流も比較的水はキレイなようです。
顕微鏡で観察。
こちらをじっと見ているようで、少し怖い^^;
後日、詳細のレポートをもりあげ隊で作成予定です。
去年に比べると、人物写真が増えました。
そのぶん地域に溶け込めているのかなあ...と勝手に思い込んでいるわけですが、
はたしてどうやら。
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