遊子川に来てから二度目の運動会。
天気も良く、運動会日和。
今年も全校生徒11人を中心として、地域で運動会を盛り上げます。
小学校の赤白対決でもあり、4地区での地域対抗戦でもあります。
学校だけでなく、公民館も運営協力しています。
僕は主に去年と同じく撮影係を担当しました。
こういう学校行事に参加するたびに、
地域ぐるみで子どもを大切にする文化の魅力、というものを感じます。
まさに「子は宝」。
あんなに人口が密集していながら、都会でこのような文化があまり見られません。
まったくないわけではなく、僕が縁がなかっただけかもしれませんが、
基本的に隣に誰が住んでいるのか良く分からない、という状況が
それほど珍しくない、ということを考えると、
やはり都会は田舎ほど「地域性」でのつながりは強くないように思えます。
機能でのつながりは確かに効率が良く、高いパフォーマンスも得られる。
が、それは一時的なものであるべきで、恒久的であるべきではない。
「生きる」という行為は一つの機能ではなく、多極的、多面的なものの集合なのだから。
それでいて、人間という生きものの根幹はこの「生きる」という行為の上に成り立っている。
このことを意識することが大事だと思うのです。
ただひとつの夢を追いかけるのは悪くない。
いや、夢がなければ人は生きていけない、というべきかもしれないけれど、
それでも、ただ「生きる」ということもおろそかにしてはいけない。
それは単純な機能の集合ではなく、魅力の集まりでもあるのだから。
運動会で見かけた数々の魅力。
運動会といえば、まず「走る」!
ざるにボールをのっけて落とさないように走る!
これ、僕もやりましたが、けっこう足にくる。
トラック半周で足がガクガク。
フラフープの中に入って仲良く並走。
ムカデ競争。さらに足並みそろえて並走。
これも定番、玉入れ。
全生徒でダンス。
来月開催の城川オリンピックでは地域で踊ります。
親子で仲良く競技。
縄跳び。
巨大ズボンを履いて並走。
子どもをおんぶして大人が走る!
来年入学予定の子どもたちもお父さんと一緒に入場。
自転車にだって乗れちゃいます。
未来の小学生もお披露目。
大人たちも白熱した戦いを繰り広げます。
竹馬レディ!
背中に背負った缶箱にボールを入れます。
決めポーズもバッチリ!
お年寄りだって頑張ります。
そして定番の綱引き。
僕も出場。
敢闘の甲斐あって、わがチームが1位になりましたが、
日頃の運動不足が祟って、もう疲労困憊。
綱引きでは1位を獲得したものの、総合では最下位でした。
まあ、それでも慰労はいつものように盛り上がり、
最後は他地区のメンバーも合流して、結局午前様。
翌日は1日ぐったりしてました。
さて、次は城川オリンピックだ。
もう一山頑張らねば。
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