秋のドラマもそろそろ終盤。
「僕の歩く道」も次回最終回となりました。
第1回のレビュー記事を書いてからずっとそのページが
このブログのアクセストップになっています。
通常アクセストップはトップページなのですが、それを上回る、ということは
この記事がいかに多く読まれているか。
アクセスの多くは「自閉症」「僕の生きる道」というキーワード検索によるもの。
世の中には自閉症でいろいろ悩む人が多い、ということなのでしょう。
ただそういう方には申し訳ないのですが、
僕は医者ではないし、周囲に自閉症の人もいないのでそれほど
自閉症に興味があるわけじゃない。
それでもこのドラマを観てしまうのはこのドラマを通して見えてくる、
人として大切なもの、僕が見落としてはいけないものを教えてくれるから。
「僕の生きる道」「僕と彼女と彼女の生きる道」、そして「僕の歩く道」。
草なぎ君と橋部さんはそれを教えてくれる。
自閉症、というとどうしても自閉症本人に注目がいきがち。
自閉症の子供を持ってしまった母親。
その世話のために忙しい母親にかまってもらえない兄妹。
自閉症の人間の働く職場。
自閉症の友人...
もちろん自閉症本人も大変なのでしょうが、その周囲も大変だということは
意外と第三者には気づかないものなんですね。
「Everybody is perfect.」
このドラマのキャッチコピー。
この世に完璧な人間などいないのにあえてこう謳っているのはなぜだろう?
それは誰もが長所と短所を、幸運と不運を、オリジナルさと共通性を
兼ね備えている、ということじゃないかと僕は思う。
それをどう受け入れ、どう選択するか。
それが大切なんじゃないかと思う。
「結婚っていうのはずっと一緒に仲良くしようって約束すること」
「帰ろう、安心して眠れるところへ」
「お母さんのところは昔も今も、安心できるところじゃないから」
約束を破るのはよくないよね。
安心して眠れる場所。
それはけしてずっと一人きりで居れる場所じゃない。
故郷がある、ということは僕を安心させてくれるけど、
故郷自体は僕が安心できる場所じゃない。
「生んでくれてありがとう」
そう言いたいよ、父さん。
そう言いたいよ、母さん。
そしてまた約束したい。今度はけして約束を破らない。
来週はいよいよ最終回。
でも僕の人生の最終回はまだまだ来ない。

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