パイロット・フィッシュに続く大崎善生さんの作品。
今度はさらに死にまつわる話になっていてさらに重々しい。
それでいて美しい。
テーマの割に読み終わった後に妙なしこりが残らない。
主人公の恋人が癌で死ぬ前後の過程を描いた物語。
アジアンタム・ブルーとはアジアンタムという育てにくい植物が
枯れそうになる時の様子をそう呼ぶそうです。
"愛"という育てにくいものが今にも消えそうだけど
必死にそれを防ごうという主人公及び恋人の姿がそこに
描かれている気がします。
生々しいけど美しい。
現実にそれを感じてみたいと思ってる方にお勧めの一冊です。
「私に誇りをくれてありがとう。」
いつかそう言いたい。または言われたい。
(2006/03/30 Tadaoh! Bookより移動)

tadaoh
この秋映画化されますね。
http://www.kadokawa-herald.co.jp/official/adiantumblue/
阿部寛・松下奈緒コンビ。
見てみたいかも。
でもその前にほとんどストーリー忘れかけてるから原作読み直そうかな...