実は真田太平記が読み終わる前にフライングして読んでしまいました。
映画を観てから小説を読みました。
多少設定が異なっていますが著者が伝えたいテーマは映画でも
存分に表現されている、と僕は思った。
たまらなくもう一度この映画が観たくなった。
ちょうど離婚にむけて身辺整理をしているときで愛がどういうものか、
分からなくなっていた時期でとにかくハマってしまいました。
誰もが願う愛がそこに描かれている。だからこの本は手離せない。
愛に迷った方へお勧めの一冊です。
6月に出るDVDも楽しみです。もちろんすでに予約済みです。
それにしても今の僕には痛い。
書かれているのはただ「愛している」ということ。
「そういう出会いを果たせた人間っていうのは、この世の中にどれくらいいるんだろうねえ?」
ノンブル先生の言葉が深く心に突き刺さります。
誰でもそうありたいと願う”愛”が書かれている。
それは僕が欲しい「小さな家族」を手に入れるためには絶対必要なもの。
それは目に見えず定義もままならず、説明することも難しい。
愛だと思ってたものが愛じゃなかった。
だから次に出会えた人に感じるものが愛だと断定できる自信がない。
断定できたとしてずっとその愛を継続させられるかどうかたまらなく不安になる。
いずれまた破綻する日が来るんじゃないかとたまらなくコワくなる。
考えれば考えるほど収拾がつかなくなるので今日はこの辺にしておきます。
(2006/09/26 Tadaoh! Book・Tadaoh! Lifeより移動・統合)
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