左遷集団

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HDDレコーダに撮れていた映画。
バブルがはじけた直後の会社のリストラ旋風を題材にした物語。
バブル世代のサラリーマンはかなり共感できると思います。

かくいう僕もバブリー世代のサラリーマン。
幸運にもリストラには遭わずに今の会社にいれますが、
そのしわ寄せは少なからずあります。
なんとなく就職したから働き甲斐を感じることがない。
30過ぎた今でもこれといった取り柄もなく、
自分の武器を声を胸を張って主張することができない。
これはとても不幸なことじゃないかな、と思う。

一大決心して30過ぎてデジハリに入ることにしましたが
それを決断できた私は幸せなのかもしれません。
20代は自分の仕事について真剣に考えることもせず
スキーや合気道に打ち込んできました。
それはそれで多くのものを得ることができました。

人よりやることが遅いのかもしれませんがまあ人は人、
自分は自分で、比較はしないようにしています。
どんなことであれ、これまで自分が積み上げてきたものは
確かにあるわけですから。

でも一生のうちその大半は「働く」ことに費やすわけですから
そのことについて真剣に考える必要はあるわけで。
ちょっと遅いですがそのことに気づき、ようやくその「やりがい」が
どんなことか分かりかけてきた自分はやっぱりラッキーだ。

ま、人生長い。また一人になったことだし今度はじっくり
自分の「できる仕事」「やりたい仕事」「やりがいのある仕事」を
考えたいと思います。

何事も前向きにね。
サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ~♪

あ、そうそうこの映画には高島礼子の美乳が拝めます。
一瞬ですけど。
いやーそれでもこの映画の価値をかなり上げてますな。
うんうん。

(2006/02/08 drecomより移動、修正)