年始の九州小旅行、武雄市図書館の次は市村記念体育館。
JR佐賀駅からバスで10分ほど。
佐嘉神社をお堀を挟んで向かい側にあります。
坂倉準三設計により1963年建造。
地元出身の元リコー社長・市村清が佐賀県に寄贈した体育館。
もちろん、わざわざ運動しに行ったわけではなく、
建築的興味から訪問しました。
竣工後50年を経過した今も健在で、その独特のフォルムは今も色褪せない。
地元県民が大切に使ってきたことが伺えます。
同タイプの建築がわが愛媛県は西条市にもあったのですが、
こちらは残念ながら取り壊されてしまったそうです。
なんとも残念な話です。
良いものを良いと認識し、大事に使い続ける習慣。
この基本感覚をいつまでも忘れてはならない。
建築家 坂倉準三展に行ってきました。
たぶんコルビュジエ展に合わせて開催なんでしょう。
本展は二部構成となっています。
神奈川県立近代美術館鎌倉
「モダニズムを生きる 人間、都市、空間」
パナソニック電工汐留ミュージアム(現・パナソニック汐留ミュージアム)
「モダニズムを住む 住宅、家具、デザイン」
鎌倉では比較的スケールの大きいものの展示、
汐留では比較的スケールの小さいものの展示という区分け。
師のコルビュジエ同様、家具から都市計画まで実に幅広く活動されていたようです。
鎌倉での展示がこの週末で終わってしまう、ということで
あわてて行ってきました。
汐留のほうは9/27までですがついでに行ってきました。
会場は離れてますが、横須賀線1本で移動できるので
意外とアクセスは楽です。
ル・コルビュジエの3人の日本人の弟子の一人。
その建築は有機的な曲線を多用したものだった。