[汐留シティセンター]
坂倉準三展を見に久々に汐留エリアへ。
以前村野藤吾展を見に行ったときはあいにくの曇天模様でした。
今回は晴天だったので、あらためて汐留のビル群を撮りなおしてみました。
やっぱり晴れているとガラス窓への光の反射がキレイです。
Architecture, Art, and sometimes Design.
[汐留シティセンター]
坂倉準三展を見に久々に汐留エリアへ。
以前村野藤吾展を見に行ったときはあいにくの曇天模様でした。
今回は晴天だったので、あらためて汐留のビル群を撮りなおしてみました。
やっぱり晴れているとガラス窓への光の反射がキレイです。
新橋で前にバイトで世話になった人とランチをして、
その後現在のバイトの仕事で銀座に用があったので、
新橋から有楽町を経由して銀座まで散策。
メインの目当ては大好きな東京国際フォーラムなのですが、
それはまた別途アップするとして。
それ以外のお気に入りの景色、景観をアップします。
[松下電工ビル]
村野藤吾展へ見に汐留に行ってきました。
汐留の見所はなんといっても海外有名建築家が設計した3つのビル。
ジャン・ヌーヴェルによる電通ビル。
ケヴィン・ローチによる汐留シティセンター。
そしてリチャード・ロジャースによる日本テレビタワー。
いやー、有名どころが3人もそろうと圧巻ですね。
日曜日だから混むかなあと思ったけど、
オフィス街だから逆に空いていて写真も撮りやすかったです。
ただ、この日はあいにくの曇天だったので、
外観はまた別の日に撮影することとして、今回は内部の様子を中心にお届けします。
[DVDパッケージの表紙にもなっているメルク本社(1993年)](出典:www.krjda.com)
デルファイの建築家ビデオ/DVDシリーズ。
今回はケヴィン・ローチ。
1本22,000円もするDVDを買えるわけがなく、
もちろん大学の研究室で借りたもの。
ケヴィン・ローチはエーロ・サーリネンの部下だった、ということで
その存在を知ったのですがミースの教え子でもあったんですね。
アイルランドで生まれ26才まで過ごした後、アメリカに渡ります。
サーリネンの死後はTWAターミナルビルやセントルイスのゲートウェイアーチなど
師匠の遺作の数々を完成させた後、技術者のジョン・ディンケルと
パートナーを組んで事務所を設立。
その事務所はいまやアメリカでもっとも成功している事務所だとか。
DVD中ではシーザー・ペリ、フランク・ゲーリー、リチャードマイヤーなどの
巨匠が登場しローチを褒めまくってることからも何となくすごい人なんだろうなあ...
とは思うのですが、
...それにしても影が薄い。思想もよく見えない。
自分にはそんな印象でした。
新住居での生活も慣れてきて、大学のセッションもまだ山場前...
ということでしばらく中断していた読書を再開。
最近はもっぱら建築系の本が多いです。
やっぱ建築が一番やりたいのかな。
建築系の読み物...というとやはりSD選書。
今回はフィンランドの建築家、エーロサーリネン。
著者は実際にエエロ・サーリネンの事務所で働いた経験のあるという穂積信夫氏。
エエロ・サーリネンはアルヴァ・アアルトと同じフィンランド人ですが、
エエロは13歳の時にアメリカに移住しており、
その活動の場はアメリカ中心で作品の多くもアメリカにあります。
アメリカのミッドセンチュリーを代表する建築家、という位置づけみたいです。
意外だったのはあのチャールズ・イームズと親友だったこと。
エーロの息子に彼の名前をつける(イームズ・サーリネン)ほどだったとか。
エーロの父親、エリエル・サーリネンも著名な建築家で、
親子そろって優れた建築家だったようです。
ちなみにエリエル・サーリネンの代表作はヘルシンキの中央駅。
日本の親子建築家、といえば谷口吉郎、谷口吉生の両氏が有名ですよね。
SD選書の写真は小さく、白黒なので様子が分かりにくい、ということで
作品集を探したところ、多摩美八王子の図書館に
建築と都市a+uの1984年4月臨時増刊号で
エーロ・サーリネンを特集したものがあったので借りました。
大きめカラー写真もさることながら、穂積信夫氏による解説や、
ケヴィン・ローチやシーザー・ペリなどエーロの弟子へのインタビューなど
内容は盛りだくさん。うーんこれは欲しいかも。
が、現在は絶版になっているようで古本屋で探すしかなさそうです。