[大学での課題作品一覧]
大学の芸祭期間に入りました。
芸祭関係者にはもっとも忙しい1週間だけど、
逆に関係のない者には1週間の休み。
お祭り苦手な僕はもちろん後者。
んで、一週間の休みに何をしようかと。
...がその前に。
休みの直前で新しいセッションがはじまりました。
住宅や美術館といった前回までのような共通設定は今回はないようです。
就活にむけて各自の強みを明確にし、それをアピールするための
強力なポートフォリオ作りがテーマと言えばテーマ。
つまり学生によって取り組む内容はまちまちといったところ。
んで、さっそく休み明けに自分の強みを明確にするための「自分」プレゼンがあります。
[課題作品のインスピレーション元]
これまでの大学での課題作品をリスト化してみました。
自己分析してみると、以下のような特長があるようで。
1.構造的(structural)
モノを成立させている要素、を意識させたい。
構造を意識する、という感覚は人間が持つべき原始的な感覚だと思うのです。
現代社会はあまりにも便利になりすぎて、
モノがこの感覚の肩代わりをするようになった。
この状態はちょっと危険だと感じています。
2.有機的(organic)
同じ人工物であっても、自然に反抗するものではなく、自然と融合するものを。
自然に反するモノは最初は人間に利益をもたらしても、長い目で見れば、
弊害にしかならない気がする。
3.象徴的(symbolic)
モノが生まれる理由。モノが発するメッセージを大切にしたい。
本来生物は「モノ」を作らない。人間だけが唯一モノを作る。
モノを作る理由がどんなに正当なモノであれ、
自然界にとってはモノを作る行為はゴミを生み出す行為でしかない。
ならばせめて、モノを生み出す行為に慎重になろう。
モノを作る行為に対して自然に懺悔し、感謝する気持ちを持とう。
4.触覚的(touchable)
確実にそこにある、という存在感、安心感を伝えたい。
20世紀は視覚の世紀だった。
視覚は即効性はあるけれど、持続性はない。
限りある資源の中で生きていくためには、持続性はやはり大事。
触覚は存在を意識し、重要視する。
そして持続する。
5年間ブログを綴ってきたけれど、言葉は自分の想いに追いつかない。
そしてそれ以上に自分が作る形が自分の想いに追いつかない。
そこが自分の未熟さではないだろうか。
自分の強みとは何だろうか。
自分はこれから何を活かして仕事していきたいのだろうか。
のんびりやるのが性に合っているとはいえ、
そろそろ決断の時期が迫っているようでもある。
とりあえずこの一週間の休みの間に考えてみよう。