東北大震災の直後から東京を出て、およそ5日ほど中四国地方にいました。
それは決して避難的措置からではなく、
単に就活の面接とそれに伴う帰省、というまったくの偶然のタイミング。
東北を襲った未曾有の震災に対して、
自分はことさら過剰に反応しないようにしています。
普段どおり生活することを心がけています。
もちろん計画停電や気持ち程度の義援金、節約には協力しますが、
部外者である自分が今すべきこと・できることは、
「自分の人生をしっかり生きる」ことだと思うからです。
何もできないなら、せめて邪魔にならないようにしよう。
画面から入ってくる情報だけで、余計な不安を煽り立ててはいけない。
何もできないなら、せめて復興活動が成功するように祈ろう。
周囲が元気なら、不遇に見舞われた人々もやがて元気になれるはずだから。
お城は思った以上に高いところにあって、立派なお城だった。
温泉は思った以上に街中にあって、松山の憩いの場となっていた。
街は大きすぎず、ほどよいスケールでゆったりとしている。
まさに漱石と子規の愛した文化の街だね。
松山城へは路面電車「大街道」駅で下車、
ロープウェイ街を北上して、
ロープウェイまたはリフトで本丸付近まで一気に上がる方法と、
そばの登山道をテクテク登っていく方法の二通り。
登山道、といっても整備された道路で20~30分程度。
ロープウェイおよびリフトは片道260円、往復で500円。
天気も良いことだし、往路は歩いて天守閣へ。
桜が咲きはじめてて、気持ちよい散策日和。
復路は疲れてきたので、リフトで下まで。
こんなお人形さんも乗ってます〜
木馬さん。
ロープウェイ&リフトを降りると、長者ケ平という広場に出ます。
電波塔が出迎えてくれます。
見えてくる太鼓櫓。
戸無門。
(2017年2月撮影)
写真の右側に筒井門があります。
戸無門、筒井門を抜けてもまだ太鼓門西塀の壁があるという堅牢な守り。
本丸広場に入って。
馬具櫓。
いよいよ天守閣へ。
十間廊下で繋がれた北隅櫓(左)と南隅櫓(右)。
天守閣付近の城壁。
のぞき穴。
趣きある壁と屋根。
石垣。
今回は天守閣の中に入りませんでした。
その後天守閣に登ったのは、愛媛に移住して実に6年の後のことでした。
ロープウェイ乗り場(山麓)にあるしゃちほこのレプリカ。
続いて道後温泉へ。
路面電車の終点、道後温泉駅。
L字型に連なるアーケードを抜けると現れる道後温泉本館。
人力車。
「神の湯」「霊の湯」の二種類の浴場があります。
またそれぞれ、一階、二階、三階に浴室があって、
どの階を利用するかによって、利用料金が異なるみたいです。
今回は一番安い「神の湯」の一階(400円)に入ってきました。
西と東と同じつくりの浴室が二つありました。
温泉気持ちいい~
アーケード入り口にある食堂でランチ。
から揚げ定食850円。
こころなしか伊予柑のほんのりとした甘さがあるようで絶品でした。
道後温泉そばには松山城とは別にもうひとつ湯築城というお寺があったそうで、
今は道後公園という公園になってます。
梅が咲き頃でした。
道後温泉で使われていた湯釜。
いやー、松山なかなか良いところです。
気に入った!