四国八十八ヶ所霊場第五十一番札所、熊野山 虚空蔵院 石手寺。
現在の境内はさほど広いわけではないのだけど、
盛りだくさんすぎるので3つのパートに分けます。
本記事では、下段部から上がってきて上段部をご紹介。
本堂の裏側には洞窟があり、その奥にはさらに奥の院があります。
ただ、本堂に来るまでにもうたくさんありすぎてついつい見過ごしがち。
(自分は最初見過ごしてしまいました^^;)
しかし、この本堂の奥にこそ石手寺ワールドの醍醐味が潜んでいるのです。
本堂(重要文化財)。
正面は木々に覆い隠されて全体がよく見えない。
仁王門と同じく寺の中心部だというのにあまり存在感を感じさせない。
本堂左側の韋駄天堂。
同じく本堂左側にあるマントラ洞窟入口。
ぱっと見洞窟入口だとは思えない立派な社。
よく見れば「洞窟入口」と書いた札があるのだけど、
見過ごすとただの社とここで引き返してしまう。
(実際1回目はここで引き返してしまった;;)
左側の入口から入って右折すると現れる洞窟入口。
洞窟マップ。
洞窟入ってすぐ道は二手に分かれる。
真っ直ぐ行くと奥の院、右に曲がると太子堂の裏へ出ます。
まずは真っ直ぐ進んで奥の院へ。
100メートルほどまっすぐ進むと山の裏手に出ます。
横から見るとこんな感じ。
すぐそばに奥の院への入り口が。
鉄骨の櫓に鎮座した閻魔様がお出迎え。
そこから50メートルほど進むと突如現る巨大な黄金タマネギ「マントラ塔」。
永代供養塔であり、かつては中に入れたみたいですが現在は入れなくなってます。
巨大な狛犬。
正面入口。
回廊。
さて、洞窟に引き返して、もう一方の洞窟へ。
こちらの洞窟は箱状であんま洞窟感がないんだよな〜
さらに進むと現れる立体曼荼羅。
太子堂裏(落書き堂)に出る。
本堂右側の絵馬堂。
その右側に太子堂。
太子堂裏は落書きできるようになっていて、通称「落書き堂」と呼ばれています。
かつてはあの夏目漱石や正岡子規の落書きもあったそうですが、
第二次世界大戦中に塗り直されてしまって今はないそうです。
太子堂前にはお百度石が置かれています。
太子堂右側に訶梨帝母天堂(鬼子母神)。
子授け・安産祈願の神様。
小さいながら重要文化財に指定されてます。
ここで参拝路は直角に折れて...
一切経堂。
護摩堂。
不動明王、学業成就を祈願します。
弥勒堂。
さらに庭園・本坊エリアへとつづく。
【Information】