「21世紀のID」展に続きAXISギャラリー二度目の訪問。
吉岡徳仁展「スーパーファイバーレボリューション」。
いつも終盤から最終日に行くことが多いものですが、
珍しく展覧会初日に訪れました。
初日で夕方からオープニングレセプションをするとかで、
会場はその準備でスタッフがわらわらしてました。
しかし平日夕方ということもあって、訪れる人はまばら。
しかも会場内撮影OK、作品に触れるのもOKで
おかげでゆっくり鑑賞することができました。
会場内に一歩踏み入れるとそこはまるで雲海。
綿のような素材が敷きつめてあります。
これも特殊な繊維(ファイバー)なのでしょうか...
そして壁には...
壁から無数のストローみたいなものが。
まるで雲が爆発したようなさまはまさに圧巻。
PANE Chair(パンの椅子)。
特殊な繊維を104℃の窯で焼き上げると記憶された椅子の形状になる。
まさにパンを焼き上げるように作られた椅子。
座り心地もまさにパンのよう。
オープニング・レセプションの準備で本人も来場されていました。
一番左側ですがこれじゃわかんないよね...
近くで見た感じではイメージ(とても強面の人かな、と勝手に思っていた)と
違ってとても気さくそうな人でした。
さらにこの秋ファイドンから出版された本も発表されてました。
表紙。
六本木の青山ブックセンター、AXISの店頭にはすでに並んでますが、
会場ではサイン入りで売ってました。
ちょっと高めだったので迷いましたが結局買いました。
特製バッグつきで1万円、本単体で8千円強。
バッグはデザイン的にもイマイチで使わないだろうと思ったので単体のみ購入。
オープニングセレモニーはヒューマンビートボクサーによる
"パンのサウンドパフォーマンス"とかで少し気にはなったのですが、
30分ほどで観終わり、スタートまで時間があったのと、
セレモニーでだんだんと騒々しくなってきたこともあり、
早々に会場を後にしたのでした。
(騒々しいのは苦手です...)
綿とストローと椅子と過去の作品紹介ビデオ。
これだけしかないシンプルな展示ですが強烈な存在感を感じる。
やっぱすごいわ、この人。
作品集はAmazonで買えます。(サインは入ってないけど)
作品集中からお気に入りをピックアップ。
※画像はpinterestから拾ってきたもので作品集中から転載したものではありません。