瀬戸内国際芸術祭2013。
犬島での鑑賞を終える頃、天気は本格的に雨の様相。
とりあえず本日の宿がある小豆島へ。
土庄港でお昼を食べ、オリーブバスで坂手港方面へ。
宿は食事なしだったのだけど、
現地で適当に調達すればいいや、というのがあまかった。
途中、窓外には御輿を担ぐ祭りの集団が。
そう、この日はお祭りだったのです。
これがあとで困ることになる一因となるわけですが、
このときはそんなことになるとはツユほどにも思わず。
まあ、でもそのトラブルが元で、宿の人と仲良くなることができ、
瀬戸芸スタッフの生の声が聞けたわけで。
災い転じて福となす。
旅は道連れ世は情け。
これだから旅はオモシロイ。
土庄港にあるチェ・ジョンファ「太陽の贈り物」。
実物はもっと存在感があるのだけど、
写真にすると薄っぺらくなってしまうのは自分の腕が未熟だからだろうか。
坂手港にあるヤノベケンジ「スター・アンガー」。
ちなみに夜はこんな感じ。
この写真をとった直後に雨の中大転倒、ズボンはびしょ濡れ、頭にはタンコブ。
やれやれ...
宿の近くにあるビートたけし×ヤノベケンジの「ANGER from Bottom」。
インスタレーション作品で定刻になると、作品が井戸の中から現れます。
普段はこんな感じ。
定刻になると...
ギャオス!
本日の宿、クマグスク。
宿坊をアートスペースに再利用した宿泊施設なのです。
カメレオン?
エントランス。
フロント。
中庭には二匹のイッタンモメンが。
襖に描かれた仏像。
ドミトリータイプの部屋。
シャワールームも作品になっているのです。
宿に着いて、さあ夕飯の調達に行くぞ、と出かけたら。
祭りでどこのお店も休み。
食処も休み、コンビニすらも食材がない。
困って宿のスタッフに泣きついたら、お祭りの打ち上げに呼んでいただきました。
食事にありつけたばかりか、瀬戸芸スタッフとお話することもできちゃいました。
まさに一宿一飯の恩。
人の縁の大切さを感じた一時でした。
翌朝、バスで草壁港まで移動して、いったん高松へ戻り、直島へ。
なぜかギリシャ風な港。
さあ、念願の直島へ。