学内展

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今日から上野毛キャンパスの学内展がはじまってます。
金・土・日の3日間。

3年生の修了作品展示と4年生の卒業制作の展示、大学院の修了作品などの
展示がされています。


去年は行きそびれてしまい、今回初めて自分の大学の学内展を見ました。


面白い作品もいくつかありましたが、
疑問を感じる点もあった。

けして本展を批判するものではなく、
来年自分が出展する側になることを鑑みて、
自分ならこうしたい、と思うことを書き留めたいと思います。

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まず。

1.配布物が多すぎる。

無料で鑑賞できる上に、無料で作品集をもらえるのは嬉しいのですが、
それらを抱えて歩き回るのは大変。
オープンキャンパスなどで配っていたオリジナルのエコバッグを
今回もつけて欲しかった。


次に。

2.出展数が多すぎる。

どうして3,4年合同なんだろう。

こう出展数が多いと必然的に自分の興味のある分野に絞られてしまう。
PD、SCを重点的に見て、VC、DCはほとんどパスしました。
3年は3年、4年は4年で分けた方がいい気がしますが。


さらに。

3.説明員が少なすぎる。

早い時間に行ったので仕方がないのかもしれないけど、
出展者の外部へのアピールする気持ちの薄さを感じました。

慣例だからしかたなく。
義務だからしかたなく。

これでは見るほうもがっかりです。

3日間だらだらやるより、土日で出展者全員が説明に立つ、
くらいの意気込みで短期集中でやったほうがいい気がします。


その他気になった点。

4.会場が暗すぎる。

なんであんなに照明を暗くするんだろ。
パネルもろくに読めやしない。
教室の汚さを隠したいのだろうか。

5.現物がなく、パネル展示のみ

...まず見る気がしない。
スペースがないならやはり分けて展示すべきではないだろうか。


別にプロ並みの展示をすべきだとは言いません。
キャリヤのない学生なんだから。
でも学生ならではの「元気」がもっと感じられてもいいはず。


しかしこうしてみると展示って難しい。
加えて僕は展示というものにそれほど興味を持てずにいます。
見せるための人工的な空間、というのがどうも苦手。
「見せつける」という人間の作為があからさまに感じられるものに
抵抗感を感じてしまう。
建築でもディスプレイなどは一番興味のない分野です。

でもやっぱり多くの人にアピールするには
展示は避けては通れない道だということも分かるんだけど。


プレゼンターとデザイナーはやはり分かつことはできないよね...


うーん、悩ましいなあ...