チョコレート

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不都合な真実』をヴァージンシネマで観た帰り。
どうせなら、ということでAXISでの"Exit to Safety"を
見にいこうと行ってみたら会場が内装工事中。
あれ~...と思ったものの後ほど家に帰ってよくよくチェックすると
5月15日(火)からでした。

このまま帰るのも口惜しく、ミッドタウンまで行って、
深澤直人ディレクションの21_21 DESIGN SIGHTで開催中の
第1回企画展「チョコレート」を見てきました。

デザインの輪郭』を読んでからおよそ1年。
ようやく念願の深澤さんディレクションの展示を見にいくことができた~

テーマの『チョコレート』にはそれほど心惹かれるものはなかったのだけど、
さすがは深澤さん、期待以上の内容でした。

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[チケット]


入口ではテーマにちなんで1口サイズのチョコレートを配布。

会場は主に3つのゾーンで構成。

1.チョコレートでさまざまなものをデザイン
2.チョコレートを想起させるデザインたち
3.エトセトラ

1.ではバレンタインの大本命チョコレートとして、
本物の本物の心臓の形をしたチョコレートや、
二次元の絵のように見える立体チョコレートが面白かった。
通常3Dで二次元を三次元立体のように見せるものはよく聞くけど
その逆は珍しいなあ、と。これぞ逆転の発想ですよね。

2.ではチョコレート色のハイヒールや皿などのモノの展示、
チョコレートを包む銀紙で包んだ壺、スプーン、フォークの展示、
チョコレートを想起させる映像の上映など。

中でも面白かったのはメディアアーティスト、岩井俊雄の「モルフォチョコ」。
回転台の上に乗ったチョコレートが回転をはじめると上から照射される
特殊な光線の具合でチョコレートが歪んであたかも融けているように見えます。
人間の残像減少を利用したものなんでしょうがなんとも不思議でした。

3.のエトセトラではその名のごとくエトセトラ。
いろんなものが展示。
チョコレート色のコンセント、チョコレート色の±0の加湿器、
チョコレートまみれ(ホントは泥まみれ?)のインスタレーション映像、
などなど。


なんだかんだで1時間では見きれないほどのボリューム。
1時間半ほどいたのかな。

イベントに行った時点で本展のカタログはまだ完成してなくて、
2,3ページのみの印刷見本であとは白紙、というサンプルのみ。
1,575円で予約受付してましたが、このサンプルではどうにも買う気になれず。
やはりこういう類のものはイベントと同時に現物が現場にないとね。
...というわけで今回はパス~


でもまあ期待以上のイベントでした。
7月29日までやってますので興味ある方はぜひ~