
ライト・オブ・ダービー(ジョセフ・ライト)「酋長の未亡人(インディアンの寡婦)」
(1783年/1784年)
大塚国際美術館での展示作品。
会場内は撮影可能ということで、気の向くままにお気に入りの作品を撮影しました。
本記事ではロココ、新古典主義、ロマン主義、バルビゾン派、写実主義をピックアップ。
ルネサンスの反動で広がった不安定さ、無秩序さ、ダイナミズムは
マニエリスム、バロックを経てロココまで広がったところで、
再び安定・秩序へと向かう新古典主義の時代を迎えるが、
その後は再び不安定・無秩序のロマン主義が展開してゆく。
多少の時代背景の差異はあれど、様式というものはこうした安定と不安定の間を
波のように行ったり来たり繰り返すものなのだろう。
一方でこうした波の影響をものともせず、
写実主義やバルビゾン派など、独自の様式を展開することもある。
...あくまで素人の自分なりの独自の解釈です。
知識不足、勘違い、根拠に欠ける部分も多々あることをご了承ください。
照明がやや暗めで暖色系のため、作品画像はピンぼけ気味でやや赤っぽくなっています。
また、陶板特有の光沢もあります。
さらに傾き補正やレンズ補正をかけているため、
必ずしも作品(本物)の内容や構成を忠実・正確に表すものではないことをあらかじめご了承ください。
「だいたいこんな感じのもの」という感じで見ていただけたらと思います。
※()内は本物が制作された年。
【ロココ】
<ジャン・オノレ・フラゴナール>

[ぶらんこ(1767年頃)]
一見すると、優雅な貴族生活を描いているように見えるのだけど、
よくよく見ると、女性の左下にいる男はスカートの中をのぞき見しようとしており、
実は貴族の「軽薄さ」を描いている絵だということが分かります。
【新古典主義】
<ジャック=ルイ・ダヴィッド>

[ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠(1805年−1807年)]
華美で装飾的なロココ・バロックとは対照的に、
荘重的で理性を通じた普遍的価値の表現を理想とした。
<ドミニク・アングル>

[グランド・オダリスク(1814年)]
ダヴィッドが築き上げた新古典主義を継承、
新古典主義に対抗する形で台頭してきたドラクロワらによるロマン主義と対峙した。
画面の安定を重要視し、実際よりも胴長に描かれている。

[泉(1856年)]

[浴女(1808年)]

[トルコ風呂(1863年)]
【ロマン主義】
理性を重要視した新古典主義に対し、
感性や主観に重きを置いた相対的価値の表現を追求した。
<ウィリアム・ブレイク>

[ニュートン(1795年)]
製図に夢中のニュートン(=科学の象徴)の片足が石に同化し始めている。
科学至上主義への痛烈な批判が込められている。
<フランシスコ・デ・ゴヤ>
スペインロマン主義の代表的画家。

[マドリード、1808年5月3日]

[着衣のマハ(1797年−1803年)]

[裸のマハ(1797年−1800年)]

[日傘(1777年)]

[ボルドーのミルク売りの少女(1825年−1827年)]
<ウジェーヌ・ドラクロワ>
フランスロマン主義の代表的画家。

[サルダナパールの死(1827年)]

[民衆を導く自由の女神(1830年)]

[アルジェの女たち(1834年)]
<カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ>

[希望号の難破(1824年)]
ドイツロマン主義の代表的画家。
<ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー>

[雨・蒸気・速度(1844年)]
イギリスロマン主義の代表的画家。
<トマス・コール>

[建築家の夢(1840年)]

[人生航路:青春期(1842年)]
イギリス出身のアメリカの画家。ハドソン・リバー派の創始者。
<トマス・ローレンス>

[ジョン・アンガースタイン家の子供たち]
イギリスの肖像画家として成功した。
<ハラルド・ソールベリ>

[ロンダーネの冬の夜(1914年)]
ノルウェーン新ロマン主義の画家。
<テオドール・キッテルセン>

[湖の怪物(1887−92年)]
同じくノルウェーの画家。
【写実主義】
<ギュスターヴ・クールベ>

[眠り(1866年)]

[エトルタの断崖、嵐の後(1870年)]
エトルタはモネやブーダンも描いてましたね。
<ジョン・シンガー・サージェント>

[カーネーション、リリー、リリー、ローズ(1885年)]
「マダムX」が有名なサージェントですが、こちらもなかなか。
タイトルと絵の様子がじつによくマッチしている。

[ヴィッカーズ家の娘たち(1884年)]
【バルビゾン派】
<ジャン=フランソワ・ミレー>

[落穂ひろい(1857年)]

[晩鐘(1857年−1859年)]
<ジャン=バティスト・カミーユ・コロー>

[真珠の女(1868年−1870年頃)]
<コンスタン・トロワイヤン>

[耕地へ向かう牛]
【移動派】
<イワン・クラムスコイ>

[見知らぬ女(1883年)]
「忘れ得ぬ人」とも言うそうですが、こちらのほうがしっくり来ますよね。
一度見たら忘れられない魔性の女、という雰囲気がじつによく出ている気がします。