[カルロ・ドルチ『悲しみの聖母』(1655年)]
国立西洋美術館。
1959年に370点におよぶ松方コレクションが核となって始まり、
現在ではおよそ5,500点の作品を所蔵しています。
常設展における所蔵品作品については撮影可能となっています。
日本の美術館の中でも屈指のコレクションを誇る国立西洋美術館の作品群について、
完全に自分の好みでピックアップ。
撮影日時は2009年8月末。
企画展「ル・コルビュジエと西洋美術館」が開催されていました。
絵画の魅力が少しでも伝われば幸いです。
[ギュスターヴ・クールベ『罠にかかった狐』(1860年)]
[ギュスターヴ・クールベ『もの思うジプシー女』(1869年)]
[アンリ・ファンタン・ラ・トゥール『花と果物、ワイン容れのある静物』(1865年)]
[ウジェーヌ・ブーダン『トルーヴィルの浜』(1867年)]
印象派の先駆けですね。
[エドゥアール・マネ『ブラン氏の肖像』(1879年)]
[オーギュスト・ルノワール『アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)』(1872年)]
[オーギュスト・ルノワール『帽子の女』(1891年)]
[クロード・モネ『舟遊び』(1887年)]
[クロード・モネ『しゃくやくの花園』(1887年)]
水面に逆さに映る絵、という構図がニクイ。
[クロード・モネ『黄色いアイリス』(1914-17年頃)]
[エミール・ベルナール『吟遊詩人に扮した自画像』(1892年)]
[ポール・ランソン『ジギタリス』(1899年)]
[ポール・シニャック『サン=トロぺの港』(1901-02年)]
ジョルジュ・スーラと並ぶ点描画の大家。
[モーリス・ドニ『踊る女たち』(1905年)]
[ヴィルヘルム・ハンマースホイ『ピアノを弾く妻イーダのいる室内』(1910年)]
[アルベール・グレーズ『収穫物の脱穀』(1912年)]
[マックス・エルンスト『石化した森』(1927年)]
シュルレアリスムの大家。
これも「自動筆記」の一種なのかな。
[ジャクソン・ポロック『ナンバー8, 1951、黒い流れ』(1951年)]
心のもやもやを具現化しているのかな...
[ジョアン・ミロ『絵画』(1953年)]
ミクロの世界を垣間見ているような。
[パブロ・ピカソ『男と女』(1969年)]
多くの作品を生み出した世紀の天才も、晩年は元気がない気がする。
【information】
アクセス:JR上野駅下車(公園口出口)徒歩1分、京成電鉄京成上野駅下車 徒歩7分
東京メトロ銀座線、日比谷線上野駅下車 徒歩8分
開館時間:午前9時30分~午後5時30分
休館日:毎週月曜日(ただし月曜日が祝日の場合は翌火曜日)、年末年始(12月28日~翌年1月1日)
常設展観覧料:一般430円、大学生130円、高校生以下及び18歳未満、65歳以上無料
※企画展は別料金、企画展チケットで常設展の観覧が可能