次の目的地は兵庫県立美術館から車で10分のメリケンパークへ。
お目当てはフランク・ゲーリーの日本唯一の芸術作品「フィッシュダンス」。
神戸港開港120年を記念してゲーリーがデザインし、安藤忠雄の監修で1987年に製作された
高さ22mにもなる巨大な鯉のオブジェ。チェーンリンクメッシュで作られています。
日本ではなかなか建たない脱構築主義建築。
それはひとえに「建築は芸術である」という認識の低さなのだろうか。
メリケンパークの入り口に立つ巨大な鯉も、
できてから30年経った今ではあまり注目されていないみたいでした。
土曜日の午後だというのに、このオブジェの前で足を止める人はまばら。
鯉の横にはとぐろを巻いた蛇のスパイラルタワー。
メリケンパークからはポートタワーや海洋博物館が見える。
この日はこのあと大阪→滋賀へと移動せねばならず、あまりゆっくりできず。
今度はゆっくり神戸の街を散策したい。
訪問日:2018年8月11日(土)16時頃