高知県立美術館【日本設計】

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吉村芳生氏の絵を見に香美市まで行った帰り。

せっかくここまで来たのだから、と高知県美に行ってきました。
設計:日本設計。

愛媛県美にすらまだ行ってないのに。
愛媛県美は専用駐車場がないんだもの。
車ががないとどこへも行けない田舎者にはなかなか行きづらい。

その点、高知県美には駐車場がある。
さすがにGWで混んでたけど、なんとか停めることができました。

基本的に内部は回廊形式のシンプルな構成なんだけど、
外部は切り妻屋根のブロックを垂直に組み合わせた複雑な造り。


美術館という場所が好き。
そこは物理的にはなにも生み出しはしないけど、
自分の中にある「感情」を意識させてくれる。
理性が感情をコントロールするんじゃない。
感情が理性を刺激する。

そういう行為が生きて行くためには必要なんだ。


全体を捉えることが難しい外観。
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決して開放的とはいえない導線。
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でも人を惹きつけるスポットが随所にある。
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せっかく来たんだからなんか展示やってないかなあ、と思ったら、
メインの展示はそれほど興味をそそられなかったのだけど、
サブの展示でシャガール・コレクションの展示をやってたので、
そちらを見ることに。

小ぢんまりとしていたけどなかなか良かった。

故国を持つことが許されなかった漂流の民はなにを心の拠り所にしたのか。
おおいに興味があるところ。

それを言葉にすることは難しい。
だから僕は言葉以外の表現を模索する。