仕事の打ち合わせで川崎に行ってきたので、
その足で川崎大師へ行ってきました。
川崎には通算で5年ほど住んだのだけど、
川崎のど真ん中である川崎駅周辺にはほとんど行ったことがなく、
この歳にして初参拝。
日が傾いて幾分涼しくなった頃とはいえ、うだるような暑さ。
しかし独得のその様式は見ていて面白い。
アジア的な独特の様式といい、くすんだピンク色の社殿といい、
池上本門寺とどことなく似ている気がするのだけど、
池上本門寺は日蓮宗、川崎大師は真言宗、と宗派は違うらしい。
境内マップ。
正式名称は「金剛山 金乗院 平間寺」という寺院なんですね。
川崎大師の「大師」は弘法大師空海を指し、川崎でお大師さまを祀ったことからついた通称なんですね。
今からおおよそ900年前に平間兼乗という武士が無実の罪で生国を追われ、
流浪の末にたどり着いた川崎の地で、夢のお告げにより弘法大師の木像を網で引き揚げた。
その噂を聞きつけた高野山の尊賢上人とともに作り上げたのが平間寺。
寺の名は兼乗の名字をとったもの。
[大山門]
[大本堂]
[聖徳太子堂]
やたらと銅像のあるところでした。
お遍路さん(弘法大師だと思うのですが)がいたり、
観音様がいたり、
さらの金色の観音トリオがいたり。
屋根の形が八角形というめずらしい八角五重塔。
その軒には奇妙な刻印。
社殿の屋根にも同じような刻印。
つるの池。
仏陀が鎮座するその池は...
鶴は千年...
...亀は万年!
カンボジアの寺院を思わせるような薬師殿。
こちらがファサードかと思いきや...
ファサードはもっとデカかった!
厄除け大師らしいですが、
残り半年の学業成就とこれからの良縁成就、商売繁盛をお祈りしてきました~。
【information】
アクセス:京急川崎駅より大師線に乗り換え、川崎大師駅下車、徒歩8分。
※注意!:本来は仏に祈りを捧げる神聖な場所です。
宗教に対する真摯な気持ちを持ち、節度ある行動を心がけましょう。