デザイン史の授業にて。
パリの凱旋門って3つあるって知ってました?
...僕は知りませんでした。
通常、「凱旋門」といえば「エトワール凱旋門」を指すのだそうです。
もう1つは「カルーゼル凱旋門」、
さらにもう1つが今回紹介する「グランダルシュ」です。
(学校の先生は「グラン・マルシェ」と言ってました)
このグランダルシュは日本では「第3の凱旋門」とか、「新凱旋門」とか
呼ばれるそうですが戦勝記念として建てられたものではないので、
正確には「凱旋門」ではないのだとか。
ポール・アンドリューらにより1989年に完成。
グランダルシュはエトワール凱旋門とカルーゼル凱旋門を結ぶ線
(シャンゼリゼ通り)の延長線上にあり、つまりこの3つの凱旋門は
「パリの都市軸(歴史軸)」または「王の道」と呼ばれる軸線上に並んでいるのです。
パリの街はこのように街の配置自体が歴史を物語るように、
都市計画されているそうです。
デザイン史の先生に言わせると、とてもしたたかな街だとか。
確かに日本にはない街の構造ですよね。
行きたいなあ、パリ。