淡路夢舞台へ行ってきました。
本福寺水御堂から車で10分。
淡路夢舞台は兵庫県の第三セクターである株式会社夢舞台が運営する複合文化リゾート施設です。
安藤忠雄氏の設計で1999年竣工。
安藤さんのコンクリート哲学がこれでもか、と言わんばかりに詰め込まれた空間ですね。
ホテル、国際会議場、植物園、レストラン、野外劇場などの各施設と、
それら施設間をつなぐ複数の庭園で構成されており、
さらに国営明石海峡公園が併設されており、
...まあバカでかいエリアです。
初めて訪れる身としては、方向感覚がつかめずまるで迷宮の中にいるような気になってしまいました。
まさにコンクリートジャングル。
まずは一番の目当てだった奇跡の星の植物館に行ってみたのですが...
通常600円の入場料が特別展とかで1500円と倍以上になっており、
ここでもう中に入る気が失せてしまうと同時にこのエリア全体を回る気も失せてしまった。
とりあえずもう一つの目当てだった百段苑だけでも見て帰ろう、と。
こちらは入場無料で助かりました。
このタワーのエレベーターで上まで上がれます。
もう少し暖色系の花があればさらにカラフルになって見栄えがするのになあ。
単に時季の問題なのでしょうか。
随所に現れる安藤コンクリートの美。
楕円フォーラム。
円形フォーラム。
展望テラス。
国際会議場の丸屋根。
ウエスティンホテル。
結婚式が挙げられていました。
この時は「海の教会」の存在を知らず、行き損ねました...残念。
この空間に詰め込まれたソフトは正直疑問に感じる部分もあったけれど、
ハード面に注目すれば、古代ローマのコンクリート施設のように、
悠久の時を超えて残っていけば、それはそれで見事な空間を維持していけるのかなあ、と。
そしてそこに安藤コンクリートの真価が問われているような気がします。
もっと懐に余裕が出てきたときにもう1回訪れてみたいと思います。
【information】オフィシャルサイト