自然との共生、心潤う空間づくりをテーマにした公民複合施設であるアクロス福岡は、建物を都会の中の一つの山と見立て、全面緑化されたステップガーデンには四季折々の植物が生い茂り、訪れる人々に潤いと安らぎを与える都会のオアシスとなっています。(アクロス福岡オフィシャルサイトより)
大宰府を後にしてその日の最終目的地、博多は天神へ。
エミリオ・アンバース設計の屋上緑化ビル・アクロス福岡が見たくて、
真ん前にあるホテルに宿泊。
しかし到着時にはすっかり日が暮れちゃって、夜。
周囲は何も見えず。
しかも太宰府でさんざん歩きまわって足が棒。
その日はやむなくごはん食べて早々にバタンキュー。
翌日。
快晴。
それはそれは見事な人工の山なのでした。
アクロス福岡は、人工と自然の二つの顔を持っている。
道路に面した側は近代的なビルの顔。
側面に回りこんでいくと...
階段状の屋上庭園が見えてくる。
さらに引いて眺めると...
現れる人工の山。
中は10階までの巨大な吹き抜け。
近代的な空間を形成。
さて、屋上庭園はステップガーデンと呼ばれる階段状の庭園を登っていきます。
ステップガーデンは一般公開されているけれど、季節によって入園時間が決まっているので要注意。
また、屋外の庭園とビル屋内とは基本的には繋がっておらず、
一階からてくてく登っていくしかありません。
しかしオシャレのための庭園、という域を越えてもう森のレベル。
都内に森を、というアンバースの本気度が伺えます。
1995年の開業以来、およそ20年の間にすくすくと山は育ち、本格的なものに。
屋外と屋内が基本的には一階でしか繋がってないのがちょっと残念。
ステップガーデンの前には天神中央公園が広がります。
ここは元は福岡県庁跡だったみたいですね。
ステップガーデンは朝9時に開くのですが、屋上だけは土日祝日のみ、
しかも10時からしか開きません。
朝9時の開園と同時に入ったものの最上階手前で足止め。
せっかくここまで来たのだから、としばらく待ってやっと入る。
うーん、なんの飾りもない、ありきたりな殺風景。
でもなぜかガードマンまでいる。
どうせならもっとキレイに庭園らしくすればいいのに。
なんか画竜点睛を欠いてるようで残念。
でもまあ、やはり自然と一体化した都市はイイ。
続いて次の目的地、アイランドシティ中央公園へ。
【information】オフィシャルサイト
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