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2007年12月 7日

モデリング2

学業

modeling3.jpg


大学の第4セッション、「モデリング」も終盤にさしかかっています。

当初この授業はハズレだと思った。
精神的に辛かったし、この実習でなにが見えてくるのか皆目分からなかった。

でもやっと。
ほんの少しだけどなにか見えてきた気がする。


...見えない「空間」を作ることは見えるモノを作ること以上に難しい。


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空間という言葉ほどあいまいなものはない。
それは常にいたるところに存在し、新たに作り出すものではない。

では「空間デザイン」とはなにをデザインするのか。
それはたぶん「空間を意識させるもの」なのでしょう。

見えないものを、得体のしれないものを探ろうとして見えるものにすがろうとする。
だから最初A4の紙を使って空間モデルを作れといわれたとき、
どういうものを作ればいいのか、どういう方法で作ればいいのか、
想像すらできなかった。
見えるものにすがってしまい、見えない空間はますます見えなくなる。

ゴールが想像できないから間違っている自分をどう修正したらいいか分からない。
それどころか自分が間違っていることさえはっきり意識することができない。
それでいてなんとなくウマくいってないことは分かる。
これほど気持ちの悪いこともない。
前半はそれで精神的にかなり滅入りました。


しかし続けていれば、じっくりと眺めていればなんとなく見えてくるものなんだな。
空気は透明でも空は青い。
人間見ようと思えば見えないものも見えてくるものらしい。

通常モノ作りはニーズがまずあって、そのニーズがモノの機能を作り、
そしてその機能がモノの形を作る。

でも空間を作ったことのない僕らにはニーズから求める機能、
機能から求める形(空間)への変換方法が分からない。
だからまず最初に無作為に、無造作に「形」を作った。
そしてその形から機能を、機能からニーズを後付けした。
見えるものから本来とは逆のフローを辿ることで本来の
ニーズ→機能→空間という設計フローが見えてくる。


最終過程は1/1の実寸スケールで「一人用の空間」を作ります。
ルールはできるだけ小さいユニットの連続で大きな空間を作る。
ユニットをばらすことで持ち運べる空間とする。
今日は各個人での案出しで1/5スケールのモデルを作ったもののプレゼンをしました。
写真はそのときの僕の作品です。
偶然から生まれた案ではありますが自他共にけっこう好評でした。
ほんの小さな試みからものごとって発展していくものなんだな。


今後は3人一組でグループを組み、このセッションの最終目標である
1/1実寸での空間作りを行います。

今年最後のスパートに向けて頑張らねば!

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