[梼原橋]
こちらに来て、はじめての夏休み。
これからしばらく怒涛の休暇報告が続きます。
まあ、遊子川周辺を知る、という意味では半分仕事ですが、
これほど楽しい仕事もない。^^
広島の実家に帰ろうか、と思ってたのだけど、
いざ実家に連絡してみると、東京に遊びに行ってるから帰ってくんな、
...というつれない返事。
最初は広島への帰省ついでに香川の直島あたりでも行こうかな、
と思ってたのだけど、急遽予定を変更して高知に行くことにしました。
梼原町→風の里公園→高知駅→牧野植物園→モネの庭→桂浜
一泊二日の日程で高知を満喫してきました。
まずは梼原町。
...じつは遊子川のとなり町です。
先日、ニュース番組で取り上げられているのを見て急遽興味がそそられました。
こんな目の前に先進的な町があったなんて。
求めるものは意外と近くにあるもんだ。
ニュースステーションで自然エネルギー先進地として同町が紹介されていたわけですが、
とりわけ目を引いたのが町役場と、まちの駅の建物。
どこかで見たような...と思って調べてみたら、案の定、二つとも隈研吾氏設計の建築。
さらに同町には隈氏設計の建物がもう二つ、なんと全部で四つも隈作品があるとなれば、
もうこれは建築好きとしては、訪れないわけには行くまい...
というわけで行ってきたわけです。
この四つの隈建築は後ほど別途報告するとして、
まずは梼原の町の気になるスポットをご紹介。
まちの駅から見える、なんともシンボリックな橋。
遠くから見るかぎりはよくある鉄橋かと思いきや...
木の橋なんですね。
いやあ、イイ。
川沿いを北上してゆくと、これまた良さそうな橋が見えてくる。
三嶋神社への架け橋、その名も「神幸橋(みゆきばし)」。
神社への入り口。
原木の味をそのまま生かした鳥居がイイ。
屋根付橋の骨格がまたイイ。
四国ではよく見られる屋根付橋ですが、
そのなかでもとりわけゴージャスなほうではないでしょうか。
梼原も緑が深い。
良い木がたくさん育ってそうです。
本殿。
梼原町役場をちょっと上ったところにある「ゆすはら座」。
けっこう立派な劇場です。
のれんのそばに貼ってあったポスター。
コンパの案内か!...と思いきや、
中学生のブラバンのコンサートの案内でした。
手作り風の中にもセンスの良さが垣間見える。
田舎にだってセンスはある。
都会にだってダサいものがある。
いやあ、イイ町だ、梼原。
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