高川地区の奥の方を「川津南」といいます。
ちなみに手前の方を「高野子」といいます。
「高野子」と「川津南」だから「高川」地区なのです。
「遊子谷」と「野井川」だから「遊子川」というように。
川津南には穴神洞、という鍾乳洞があります。
愛媛県の指定記念物だそうです。
前回訪れたときは、入り口に鍵が閉まっていて入れませんでした。
近くの農協が鍵を持っていて、
中に入るときは、事前にこちらに届け出る必要があるのを知りませんでした。
で、今回2回目にしてようやく中に入ることができました。
広島県人としては、鍾乳洞といえばお隣山口県の秋芳洞を思い浮かべるわけですが、
なにしろ小学校の修学旅行で行ったきりなので、記憶がすでにあやふや。
とにかく広くてでっかかったような。
それに比べると、穴神洞はささやかなものですが、
その小ささが逆に別の面白さがあるように思います。
ここももっとアピールすれば、観光スポットになるような気がするなあ。
入り口の案内板。
案内板がなければここに鍾乳洞があることが分かりません。
中はとにかく狭い。
大人の身体だと、気をつけないと頭や背中がぶつかります。
鍾乳洞は水に溶けやすい石灰質の岩が時間をかけてゆっくり解かされてできる洞窟。
いわば自然の彫刻みたいなもので、独特の美しさがあります。
中はコの字型になっていて、下から上の方へ登っていく感じ。
入り口から出口まではおよそ20分くらいでしょうか。
出口はちょうど入り口の真上あたりに出ます。
しかしこの狭さはけっこう怖い。
閉塞感をひしひしと感じる。
洞窟の中の電灯が消えたら...なんて考え出すとなおさら怖くなる。
...肝試しにいいかも。
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