フクロー

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[フクローくんにフクスケお父さん(...と勝手に名前を決めてみる)]


西予市の地域おこし協力隊「集落応援隊」員は現在4人。
うち3人が去年から入っていて、二期目は僕一人。

三人集まれば文殊の知恵。
心強い先輩が三人もいるわけで。

まだ全員でがっつり話す機会はありませんが、
個別にはぼちぼち話させていただいてます。

今回は高川地区の応援隊員、こはるさんとじっくり話をすることができました。


そのこはるさんが、高川地区で木工好きの住民の方に会うというのでご一緒させてもらいました。
飛行機好きの人で、飛行機を木彫りで彫られているのですが、
これが手で掘ったと思えないくらい精巧な出来。
写真を取り損ねたのが残念。

その方の奥さんがフクロの中から膨大なフクロウを取り出す。
一つ一つはお手玉ほどの大きさ。
なにかにとり憑かれたように作ったのだとか。
よく分からないけど、この辺はフクロウ作りが流行っているのでしょうか。


どんなにインターネットが発達したとしても、
実際に会って話すこと以上に効果のあるコミュニケーションはない。
ソーシャルメディアだの何だの言っても、
会って話すところに行き着かなければ意味はない。

そのことをいまさらながらに実感する今日この頃。


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[これでもまだほんの一部]


並べられたフクロウたちをじっくり見てると何か愛着が湧いてくる。
だるま起こしみたいに倒すと起き上がってくる。
このようにさわっていると、さらに愛着が湧いてくる。
...なんか本質的な愛着を感じます。


なんとか売れないかな...

...とこんな感じでまちおこしははじまっていくわけですね。


キャラものには疎いけど、パッケージと設定をきちんとすれば、
本質的な良さはあるのだから、売れるんじゃないかな、と素人意見ではそう思うのだけど。

座布団とか、飾り台、さらにはこの子たちを入れる入れもの。
それ次第でもっと良さが引き立つ気はする。

あとはキャラ設定。
やはり名前とか、ニックネームとかあればさらに馴染む。
家族設定とかあればなお感情移入できちゃう。

「フクロー」くんにそのお父さんの「フクスケ」さん、お母さんは「フクヨ」さん、
おじいちゃんは「フクキチ」さん、おばあさんは「フクネ」さん...

...考えてると楽しいもんだ。


こうしてみると、「ものづくり」って人間の誰もが持ってる人生を楽しむ才能のように思える。
神が与えた人間最高の才能じゃないだろうか。

作る課程を楽しむ。
使う課程を楽しむ。
改善する過程を楽しむ。


ものづくりって楽しい。
ものづくりの楽しさを再認識すれば、都会だろうが田舎だろうが、
みんなが楽しく過ごせる場所になるような気がするんだけどな。

...やはりそんな単純な話ではないのでしょうか。