えひめ協同・まちづくりネットワーク主催の「えひめまちづくりシンポジウム」、
シンポ前の地域内見学、内子の町並みに続いて石畳地区へ。
石畳地区は去年の夏に一度訪れています。
その時は一人で気の向くままに散策したのですが、
今回は石畳の宿を運営している「石畳の宿さくらの会」の代表の方に、
石畳の各スポットを案内していただきました。
やはり地元の方に案内してもらえると、より地域の魅力が見えてきますね。
自分たちが暮らす地域を地域外の人たちに案内する。
地域に誇りを持っていなければできないことだと思います。
「この地域にはなにもない」「行政は何もしてくれない」「世知辛い時代になった」
...と嘆いているだけの人にはとてもできることではありません。
持続的・進歩的・進化的な地域づくりをしていくためには、
たしかに経済活動も大切です。
しかし、それ以前に地域で暮らす人たちが、
地域を誇りに思う気持ち、地域を大切にする気持ちがなければならない。
地域の良さが地域外に伝わることで、地域外から人がやってくる。
地域の内外への人の出入りが活発になることで交流・交易がなされるようになり、
地域が健全に発展していく。
地域づくりとは、そういうものではないでしょうか。
まずは田丸橋。
四国では多く見られる屋根付橋です。
「坂の上の雲」のロケにも使われました。
前に訪れたときは遠くから眺めるだけだったのですが、
今回はしっかり観察。
木の曲がりを上手く活用した梁。
橋上にはかつての橋の風景が描かれた絵が数点飾られてます。
茶堂のように一休憩する場でもあったんですね。
夏の夜はホタルを鑑賞する場であったり。
年貢を納める場でもあったのでしょうか。
こうしていろいろ物語が見えてくるっていいなあ。
続いて石畳の独特な石壁。
この辺で多く採石できる平たい石が積み重ねられてできる美しい壁。
有形登録文化財にもなってるそうです。
水の駅「かわじの湧き水」の近くにある葉たばこ小屋。
かつては盛んだったたばこづくりも最近ではめっきり減ってしまったとか。
かわじの湧き水からの眺め。
遊子川と同じく山間部ですが、遊子川に比べると開けてる感じ。
枝垂れ桜。
やはり桜の咲く頃に訪れたいなあ。
弓削神社へ掛かる橋。
水面に映る橋の風景が見事なのですが、
残念ながら池が水漏れするとかで工事中で水が抜いてありました。
弓削神社裏。
神の森が神社を守ってくれる。
水車のある石畳清流園。
かろうじて紅葉が残ってました。
そして最終目的地は本日の宿である「石畳の宿」。
噂はかねがね、かねてより行きたかったところ。
落ち着いた雰囲気の古民家でゆっくりくつろげます。
本日の夕食。
素朴だけど豪華。
柿の天ぷらが絶品でした〜
翌日はシンポジウムの行われる長田地区へ。
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