惣川の春

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まだかとまだかと待っていた桜も、
ようやく満開を迎えた、と思ったら。

気づけば花は散り、新緑が芽吹きはじめている。
世の流れはなんと早いものか。


新しい年度になって、西予市の地域づくり体制に変化がありました。

新しく、地域再生マネージャーが導入されることに。
一言で言うならば、地域づくりのアドバイザーみたいなものでしょうか。
常駐ではなく、月に4日程度地域に入っての活動になります。

この人が具体的になにをするか、といえば。

地域おこし協力隊の定住支援。
任期終了後も継続して安定収入を得るには。
地域の産物を売って収入を得ようじゃないの。
さあ、売ろう売ろう。

...こんな感じ。


とにかく行動が早い。
まあ月に4日しか滞在しないのだから、そりゃそうなんだろうけど。

最初はその勢いに面食らいました。
ただ、刺激になったことは確か。

その刺激を良い刺激にするか、悪い刺激にするかは自分次第。


初日は高川公民館で顔合わせ、二日目に土居家で懇親会。

久々に惣川に行ってきました。
遊子川よりさらに奥地にあることもあって、今が桜の満開時期。

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こちらの桜はこんもりまとまって咲くなあ。


桜以外の花も満開。

水仙。

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スミレでしょうか?

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宿泊者がいるときは、ライトアップするそうです。

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夜の土居家もまた良し。


囲炉裏で焼く川魚は絶品。

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頭から尻尾まで全部食べれます。


こんにゃくの刺身。

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さっぱりとして旨し。


着任前から、任期終了後も遊子川に住みたい、と漠然と思っていました。
ただ、「定住の覚悟はあるか?」と改めて問われると、
そうだと、言い切ることはできない自分がいる。
それを再認識させられたことが一番の刺激になった。

定住するかしないか、するのならどうやってするのか。
その答えはどんなに優秀でも外部の人間が持っているのではなく、
自分と地域の中にあるのだと思う。

ただ、その答えは考えて見つかるものではなく、ましてや知識が答えなのではない。
行動して見つけるものなんだと思う。
地域再生マネージャーは豊富な経験と、蓄積したネットワークを駆使して
地域にその行動を促すための発破を仕掛けるのが仕事なのかな、と。


まずは動け、ということでしょうか。
まあ自分でも今年はもっと動かなければならんな、とは思ってました。
初年度は観察に努めた一年で、それはそれでそれなりに成果はありました。

今年は覚悟を決めるために動きたいと思います。


順調順調。
無理のないペースで、自分のペースで今年も進もう。