乙亥相撲

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隣町、野村町は相撲が盛んです。

町内の小中学校にはたいてい土俵があるのだとか。
そして街の中心には「乙亥(おとい)の里」という立派な相撲競技場まであるのです。

そして年に1回、盛大に相撲大会が開催されます。

それが乙亥相撲。


じつは武道家です。

...といってもここ5年は運動自体ごぶさたですが。

中学生から剣道を始め、なぎなた、空手、合気道。
合わせ段位は七段(剣道弐段、なぎなた初段、合気道四段、空手は級止まり)!

しかし相撲にはとんと縁がなかったな。
やるのはもちろん、見ることもほとんどしなくて。

野球の投球までの「間」がもどかしく、同様に相撲の待ったなしまでの「間」までがもどかしい。
若い頃は相当せっかちだったかも。

でも今、こうして眼前で眺めていると、やっぱり面白い。


相手の動きを読み、瞬時に自分の体をどう動かすかを判断し、動く。

「体捌き(たいさばき)」は人生に似て面白い。


いつもは静かな競技場前も、この日は幟が立ち、出店が並び、賑わう。

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建築的にも興味をそそられる、競技場の屋根。

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土俵の造りも面白い。

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力士が四股を踏む。

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そして、待ったなし。

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のこった、のこった!

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力士たちの取り組みが白熱して時間は押しに押し、なんとか時間内にメインゲスト、横綱白鵬登場!

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やっぱ横綱はオーラが違うぜ!
ピンクのキモノなんて並の力士が着ちゃうと浮きまくりなんだけどね。
貫禄たっぷり。
気軽にファンサービスにも対応。


そして土俵に立つ!

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立ち姿もまあ、なんと風格あることか。


稚児土俵入り。

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...したところで時間切れ。

小学生の下校タイムになったので、ここで退散。

残念ながらもう一人のゲスト、琴欧洲は拝めず。


でもまあ、横綱拝めたから良しとしよう!


強い人間を見ると、自分も強くなれる気がする。
その気持ちが前に進む力になる。

だからいつの世もヒーローが必要なんだね。