遊子川のある城川には、「茶堂」なるお堂が各地にあります。
元々は四国八十八ヶ所霊場を巡礼するお遍路さんの休み場所として、
地元民が接待することを目的として建てられたものだそうです。
交通の発達により、現在の茶堂の多くはその役目を終え、
その名残を残すものとしてのみ存在するようですが、
伝統として語り継ぐ行事として接待を行う茶堂もあるようです。
窪野地区の三上茶堂もそのひとつ。
その三上茶堂の接待に行ってきました。
普段はひっそりとしている茶堂も、この日は人で賑わう。
心づくしの差し入れたち。
きちんと訪問台帳もあります。
遠くは愛知から来られている人もいたようで。
帰省客なのかな。
これらの城川の茶堂群を描く画家さんもいるようで。
なかなか味わい深い。
いいですね、こうして茶堂の良さが語り継がれていくことは。
遊子川の茶堂でもやったらどうだろう。
接待はともかく、茶堂の有効活用は良い地域おこしになる気がするなあ。
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