もりあげ隊通信

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デザインをする機会はしばらくないかな、と思ってたけど。

気づくと、ロゴをデザインしていて、
会報の表紙をデザインすることになって。
...これも大学での学びのおかげだろうか。


遊子川地域活性化プロジェクトチーム「遊子川もりあげ隊」が
昨年度作成した計画書をベースに本年度より本格的に活動することになり、
活動計画、活動結果を広く住民に周知するために会報を発行することになりました。

その表紙をデザインしました。
遊子川の霊峰、雨包山のヤマアジサイを一面に載せました。
そして同時にもりあげ隊のロゴも作りました。


想いは分かりやすい形にすることでより正確に、より確実に伝わる。

「かたち」ってやっぱり大切。


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【案1】
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【案2】


ロゴはこのブログでも使っているもの(右上部)ですが。

遊子川は野井川を中央に展開する峡谷の集落。
その峡谷をイメージするように山・川・雲を線でシンプルに配し、
これに計画書のキャッチコピー「人と自然・夢の架け橋ふるさとづくり」から、
架け橋を加えた【案1】を素案として提案。

しかし、線がごちゃごちゃして分かりにくい、との意見から、
キャッチコピーそのものを架け橋にした【案2】が最終的に採択されました。

このロゴを使ったもりあげ隊の専用封筒もデザインしました。

会報は住民にプロジェクトの活動を知らせるためのものであると同時に、
遊子川出身者や、遊子川に興味ある人たちへ、
遊子川の地域活性化活動をアピールし、支援を呼びかけるものであります。
地域活性化はその地域だけで実現できるものではなく、
周囲との繋がりの中で、多くの助けを受けて「共存」してゆくことで
実現できるものではないでしょうか。
そのために近くにいる人はもちろん、
遠くにいる人にも分かりやすい「かたち」で伝え続ける。
それがデザインでできることでもあると思うのです。


もりあげ隊の活動に参加することで、
日々の仕事もせわしくなってきました。

しかしまだ半分。
僕の本当の仕事はまだはじまってはいない。
「木」の素晴らしさを伝えること。

できることからコツコツと。
伝え続ければ、想いはきっと通ずる。