地域の中と外をつなぐもの

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facebookで反響があった記事。

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遊子川では、これだけ地域活性化を頑張っているにもかかわらず、
この一年間で人口は31人減りました。

それでも僕は現在のちいきづくり活動を焼け石に水だとは言いません。
言えない。絶対に言いたくない。
言ったらそこで終わってしまうから。

今の活動には何かしら意味があるはず。
そう信じるしかない。

今朝、遊子川小の同窓生たちが遊子川にきてくれました。
ほとんどが遊子川を出られた方たちですが、
中には現在も遊子川に住んでいる人も何人かいて、
その人達は遊子川もりあげ隊の主要メンバーでもあります。
その人達から今、もりあげ隊で頑張っていることを
皆に話して欲しいと頼まれました。

正直、僕はなにかを伝えるのがとても苦手です。
ブログやfacebookはその苦手意識の裏返しなのです。


地域づくりは、基本的にその地域に住む人達で行われるべきです。
しかし、田舎の過疎地では現地のリソースがあまりに少ない上に、
それだけ少なくてなお、地域づくりの意識を住人みんなで
共有するのはなかなか難しい。

また、地域づくりは地域の中だけを見てればいいものでもありません。
外との交流があってはじめて拡散的に活発化するのだと思います。
そして地域を出た出身者は、
地域の中と外をつなぐまたとない人材なのです。

地域の人が自分が住む場所を良くしていこう、という気持ちに、
地域を出た人が、自分たちの故郷を守ろう、という気持ち。
この二つの気持ちが上手くかみ合えば、より良い地域づくりができるのではないだろうか。

それを地域の人達が意識してくれていたのが嬉しかった。
ユスモクの檜の香袋も買っていただきました。

公民館で僕の話を聞いた後、
みなさんは雨包山へと登ってゆきました。

今はちょうどヤマアジサイが見頃です。
キレイな光景を見ていただくために先週末、
地域のみんなで草刈りを行いました。

雨包山の魅力を存分に感じてくれたでしょうか。
それなら、苦労した甲斐もあったというものです。

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これまではブログを先に書いてそのリンクをfacebookに貼るようにしてましたが、
今後はfacebookの記事をこちらに持ってくるほうが多くなるかもしれません。
facebookで評判の良い記事だけをピックアップすれば、
自然とブログのクオリティも上がるでしょうし。