せいよ再発見!地域づくりグランプリ

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西予市主催の表記イベントに参加してきました。

簡単にいえば、西予市内で地域づくりに取り組む組織・団体を評価し、
表彰する、というもの。

遊子川の地域活性化組織「遊子川もりあげ隊」も応募していたようですが、
一次予選落ちしていました。
恥ずかしながら僕自身はこのような賞があることはおろか、
自分が活動する組織がこの賞に応募していたことすら知りませんでした。
まあ、もりあげ隊の活動ははじまったばかりであることを考えれば、
賞にこだわるほどでもないのですが。


表彰式では、ゲスト講演や、有識者によるパネルディスカッションもある、
ということで勉強がてら参加してきました。


会場は先般、乙亥相撲が開催された乙亥会館。

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会場は立派だけれど、異常に寒い。
暖房が効いてない。
外は快晴で中よりも外のほうが暖かいくらい。

空調機器の故障だったそうです。
寒さとの戦いでした。


司会進行の熊本フミさん。
西予市のWebドラマ「12ヶ月の詩」で主役ゆき・ハートマン役を演じておられます。

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うーん、実物のほうが顔が小さくてチャーミング。
声もステキ。


グランプリは遊子川と同じ城川町で、川津南地区で地域活性化に取り組んでいる「やっちみる会」。

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ご近所さんだけに噂はちらほら。
受賞おめでとうございます。


審査員による講評。人間牧場の若松進一氏。

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相変わらず人を惹きつける巧みな話力。
ただ、僕はまだこの方がどのように地域づくりをされているかを知らない。
単に自分の勉強不足なのだけど、今やこの人自身が名物と化しており、
この人の話を聞けば地域づくりが分かった気になってしまう。
地域づくりを知る一番の方法は、地域を知ることにある。
有識者の話は僕等を元気づけるのみである。


西予市の新しいキャラクター、「せい坊」。

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人に手を引かれなければ歩くこともできない赤ん坊だったのかw


ゲスト講演。水俣市を中心に地域おこしをされてきた吉本哲郎氏。

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「地元学」の提唱。
地域づくりはまず地域を知ることからはじまる。
地域づくりに100%を求めないこと。
そのさじかげんは「だいたい」で良いこと。
地域づくりに誰にでも、どこででも通用するような正解などない。
あるとすれば「元気」「感動」それらを生み出すことのみである。
それは別段地域づくりに限ったことではない。
すべての「良いもの」を生み出すために必要なものである。


寒さに耐えながら、最後のパネルディスカッション。

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印象に残っているのは市長の「平成の大合併に目的はなかった」ということ。


  「君が生まれてきたことに意味はなかった」


そう言われて嬉しい人間がいるだろうか。
自治体も人の集まりであることを考えれば同じだと思う。

西予市が誕生した意味を、西予市の必然性をあとづけでもいいから考えてもらいたいと思うし、
自分もそのために、地域を知り、地域に感動を生み出していきたいと思っています。