せいよ集落応援隊計画書

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こんなブログをやっていると、すごく計画的な人間なように思われがちですが。


...じつは計画を立てるのはとても苦手。

まあ僕のことがちょっと分かってくると、「そりゃそうだな」と納得してもらえるでしょう。

不景気なときに安定した会社員生活を捨て、金のかかる私大に入ったし、
自己資金が底をついているというのに、住み慣れた都会を離れて未知の田舎へと居を移した。

...これだけでも十分計画性の無さが見えると思います。


しかし、時には自分がやりたいことを人に伝えるために計画を立てねばならないときもある。


せいよ集落応援隊(地域おこし協力隊)としての3年間の活動計画書を作成しました。
僕個人の計画書になります。

本庁にいる応援隊の監督部署に見せるために作ったものですが、
どうせなら自分と関わるすべての人に説明するものにしたいと思い、
それを意識して作成しました。


表紙にあるようにまだ暫定版です。
というより、随時変更していくかもしれません。
最近のソフトウェアがベータリリースが長いように。

昔は完成したものにしか公開されなかった。
「クローズド・システム」で世界は回っていた。

しかしあまりにも世界は複雑化・高機能化してしまい、
だんだん無理が生じるようになってきた。

そこである程度形が整った時点でオープンにして是非を広く世界に問う、
いわゆる「オープン・システム」に世界は移行しつつある...気がする。


計画書というほどのものでもないかもしれないけど。

最初にこの計画書の目的、自分の簡単な経歴、そして地域おこし協力隊員としてのゴールを記述。
最長3年の任期をどのように過ごすか、を年毎にまとめました。
さらに、任期終了後の身の振り方も任期中の活動に大きく影響するので、
その予定も最後に記載しました。

1ページ目。本計画書の目的、自分の略歴、応援隊としてのゴール設定。

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「自分自身が自分の目指す道で都会からの移住者として自立する」
これが自分のゴール設定になります。


2ページ目。1年目の活動予定。

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一年目の最重要課題は「地域を知ること」。
知らないものをなんとかすることはできない。
地域の一年のリズムをつかみます。


3ページ目。2年目の活動予定。

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1年目の観察時期を経て、いよいよ行動の年になります。
積極的にアクションを起こしていきます。


4ページ目。3年目の活動予定。

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2年目の活動を継続しつつ、定住に向けた準備活動もしていきます。


5ページ目。活動終了後の予定。

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木工作家として自立すること。
自分が作った作品で地域をさらに魅力ある場所にすること。

ただ夢を語っているだけの、具体性に欠けるものかもしれないけど。

日々を過ごしながら、反省しながら、随時アップデートして、より良いものにしていきたいと思います。