ユスモク・クラブ第6回。
今回は「端材を活用した箸づくり」。
講師には宇和島高等技術専門校木工クラフト科を卒業されて、
ひきこもりの若者の自立支援の一手段として木工を活用されている田島順子さん。
昨年度一年間通った愛大の地域マネジメントスキル習得講座で知り合い、
今回講師をお願いしました。
宇和島高等技術専門校はいわゆる職業訓練校です。
これまで木工による地域づくりとしてユスモクを展開してきましたが、
やはり技術不足を痛感しており、木工技術を専門的に学びたいと考えるようになりました。
といっても、タマビでの学費に貯金を使い果たし、新たに学ぶための学資もない。
その点、職業訓練校は逆に失業保険をもらいながら通えるわけで。
周囲の話を聞いたり、一度見学に行った感じではしっかりとしたカリキュラムそうでした。
というわけで、任期終了後には自分もここに通おうと思っています。
その後、ユスモクを本格的に事業として立ち上げるつもりです。
昔は「作る」という行為は誰にとっても身近なものだった。
それがなんでもかんでも分業するようになって、なんでもしていたはずの田舎でさえ、
作る喜びから遠ざかっていった。
作ることは誰にでもできることで、楽しいことだ。
それを再認識してもらうのが今回の講座の目的。
まずは先生自身の作品やひきこもりの人たちが作った作品の説明。
いろんな木で作った箸。
小刀だけで作った木のナイフ。
今回使用した道具。
小刀・小鉋と材を固定する台。
治具ってやはり大事。
みんな作業に熱中。
なんとかできあがったマイ箸。
キレイに梱包して、十人十色の箸たち。
この箸は11月上旬開催の地元の文化祭にて展示予定です。
コメント