映画「ジョゼと虎と魚たち」の原作。
表題含む全9編の短編集。
やはり「ジョゼと...」が一番良かったかな。
映画は若干内容が異なる部分があるものの、
ほぼ忠実に原作のニュアンスを再現しているように僕は感じました。
映像で見るジョゼは本当に良かった。
しかし。
田辺聖子さんの作風は僕はあまり好きじゃない。
...というよりぶっちゃけ嫌い。
なんか冷めきっている、というか、すれてる、というか。
世の中キレイ事ばかりじゃないのよ、というスタンスを
前面に押し出してる気がして。
確かに世の中キレイ事ばかりじゃないけど。
キレイ事だけで固めた物語は退屈極まりないかもしれないけど。
だけどさ、だけど...
うーん、なんかしっくりこない。
巻末に「風味絶佳」(映画「シュガー&スパイス」の原作)の作者、
山田詠美さんの解説があって、彼女はこの本を絶賛してます。
(非難するような内容を解説に載せるわきゃないのですが...)
シュガー&スパイスも男の僕にはあまり受け入れられないものだったし。
やはりこの本は女性向き、ということなのかなあ...
それとも僕がいまだにガキ、ということなのかあ...
確かに女心はいまだによく分からんけど。
コメント