「刺青・秘密」と同じく友達に借りて読んだ本。
「吉野葛」は吉野地方への旅行記、
盲目物語は戦国時代の武将とその奥方の生き様を
盲人の目から語られた物語。
貸してくれた友達いわく谷崎潤一郎作品は「日本語が美しい」とか。
しかし僕にはそれがよく分からなかった。
文章表現が昔のもので読むのが一苦労で、とても「美しい」と
感じている暇もなかった、といったところでしょうか。
ひとえに僕の勉強不足なんでしょうけど。
でも「文章が美しい」ってどういうことだろう?
「文章が分かりやすい」
「文章に引き込まれる」
「文章に感動する」
...ということは経験もあり、どんなことか分かる気がする
のだけど「文章が美しい」ってのいうのがピンと来ない。
文明社会に慣れきって、多種多様な映像を目にすることで、
人は「文章の美しさ」を感じる感覚を失いつつあるのでしょうか...
そう考えるとちょっとさびしい気がします。
「便利さ」におぼれてはならない。
手間をかけることで感じることができる感動を人は忘れてはならない。

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