『変身』観てきました。
今日は水曜日で1,000円で観れた。ラッキー♪
しかし。
内容はというと...
一言で言えば「迫力不足」。
原作ではあれだけ引き込まれた東野ワールドを
体感できなかったのが残念でした。
キャスト的には玉木宏のジュンと蒼井優のメグは
イメージとぴったりだったんだけど...
蒼井優は「高校教師」の頃からなんとなくいーなーと
思ってて、「星になった少年」(あまり目立たなかったけど)、
本作、と経てますます好きになりました。
一喜一憂が魅力的、というか。感情表現がいい、というか。
以下はネタばれになるので映画を見るつもりの方はご注意を。
なにが物足りなかったか。
ジュンを撃ち、かつ脳の提供者であった京極瞬介の"狂気"が弱い。
この狂気こそがジュンを暴走させ、物語に迫力を持たせてると
思うのですがここがいまいち迫力不足。
京極瞬介の妹、京極亮子とのシンクロニシティも弱い。
せっかく釈由美子といういい女優を使っているのにね。
もっとジュンと絡んでほしかった。
脚本は大筋原作どおり(一部異なる部分もありますが)
なのですが本来持たせるべき迫力が要所要所で欠けていた
のがとても残念。
1,800円の映画が1,000円で観てしまったことによって
まるでそのぶんの楽しみが削ぎ取られちゃった気が...
うーん。
(2006/01/31 drecomより移動)
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