この秋、公開を心待ちにしている映画。それが「蝉しぐれ」。
「いまあい」を越える感動作になること間違いなし!
...なんて勝手に思ったりしています。
この物語との出会いはドラマ版の再放送でした。
内野聖陽の牧文四郎、水野真紀のお福がまさにはまり役で、
すごく感動したものでした。
その後友達から藤沢周平の原作を借りて読んで、
その感動はさらに倍増したのでした。
そしてこの名作を手元に置いておきたく、自分でも買っちゃいました。
今こうしてこの物語について書いてるだけでも目頭が熱くなります。
それだけこの作品は人としてあるべき道を教えてくれる珠玉の名作なのです。
この映画を見て泣かぬやつは人ではない!
そういい切りたい。
ぜひともオススメしたい秋の映画なのであります。
心配なのは映画版がドラマ版を越える感動をくれるかということ。
原作を忠実に描くだけで十分感動は得られると思う。
変な脚色をしないでほしいのと、あとはキャスティング。
逸平がふかわ?
与之助が今田耕司?
...逆じゃないか?不安だ...
まあ普段の彼らのキャラで判断してはいけないんでしょうが。
あまり内容を書いては本番での楽しみが亡くなるのでそこは気をつけつつ...
この内容の見所は2つ、いや3つか。
一つは文四郎の父の切腹。第1の泣きどころ。;_;
後悔のない人生などない。それでも人は前に進まねばならぬ。
もう一つはラストの20年越しの愛。第2の泣きどころ。 ;_;
20年間、人を想い続けることができますか?
この映画のテーマでもあります。
つらく、切ない。けしてハッピーエンドといえないけれど、
なにか心打たれるものがある。
第3は秘剣「村雨」。
日本男児なら心に刃を持て。己を研ぎ澄ませ。
この辺は剣を、武道をたしなんでいなければ分からぬ境地かもしれません。
「いまあい」は一言で言えば感動作でした。
愛と家族の大切さを教えてくれました。
この作品は感動作、と一言で片付けてしまうにはあまりに惜しい、
愛と家族はもちろん、それに加えて「人生」を教えてくれる気がします。
ああ、早く見たい!
ぜひぜひ多くの人に見てほしい!
公開待ちきれずにドラマ版のDVD買っちゃいそうだ...
(2006/02/02 drecomより移動)
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