電車男

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キターーーーーーーーッ!!!!

...で『電車男』見てきました。
六本木のヴァージンシネマにはじめて行ってきたのですが、
いやーさすが六本木。品プリシネマとは格が違います。
いいシートにいい音質・画質。
それにしても日曜夜という時間帯のせいか、
街も映画館もガラ空きでした。
おかげで一番いい席で観れたわけですが。

んで肝心の映画ですが...大満足!
前半笑ってラストで泣いて(もちろん感動して、ね)。
期待以上の出来でした。

映像にするとより純愛の様子が抽出されて分かりやすくなっててよい。
活字だとどうしても外野の言葉に埋もれがちだったもんね。
でも、その外野の様子も映画ではとても面白く描かれてよかったです。

大切なのは「相手のためになにかしてあげたい」と思うこと。
相手の笑顔をいつも見ていたいと思うこと。

オタクな人もそうでない人もこの点は変わらないんじゃないでしょうか。

自分はどちらかといえばオタク気質。
ここでいう"オタクの"定義とは、

  ・物事にはまりやすい、ある特定の分野に異常なまでに詳しい
  ・人とのコミュニケーションが苦手、人見知りがはげしい
  ・世の中の流行(特にファッション関係)に疎い、無関心

まあ電車男ほどではないにしても、自分も若かりし頃はアニオタ、
そして格闘オタ、そして今はネットオタ(特にブログオタ)でしょうか。
とにかく一度はまると一直線です。はまります。
その代わり興味がないものにはとことん無関心。

電車男は『HERMES』のことを「ハーメス」と読んでいましたが、
僕もつい最近まで「ヘルメス」と本気で思っていました。
そして着る服はユニクロオンリー。
そして彼女いない暦=年齢というのもじつは人に言うのも
恥ずかしいくらい長かった。

それだけにこの映画に思い入れるものがあるのかもしれません。
共感できる部分も多い。

そんなオタクでも恋ができる。ハッピーになれる。
まったくいい時代です。
ネットはより人間の意思疎通を円滑にしてくれる。
世の中には自分と同じ考えの人がいる、共感してくれる人がいる、
ということを分からせてくれる。

ただ注意しなければならないのはネット自身が
あなたをハッピーにしてくれるのではないということ。
ヴァーチャルに恋してはだめだということ。
ネットの向こう側いる「人」があなたをハッピーにしてくれる、ということを。

ネットも道具の一つです。道具を生かすも殺すも使う人次第。
くれぐれも道具に頼り過ぎないこと。
どーせなら上手く使ってハッピーな人生を送りたい。

映画はエンドロール最後まで見ることをお勧めします。
ドラマ版への伏線が見れますよー。
きっとドラマもみるな...
伊東美咲萌え~

(2006/02/03 drecomより移動、修正)