『天空の城ラピュタ』を見ました。
カリオストロ、ナウシカに次ぐ宮崎駿監督第3作目ですが
僕は宮崎作品の中でこの作品が一番好きです。
最新のCGを駆使したハウルやもののけ姫も悪くはない。
でもなにかラピュタの頃の純粋さというか、輝きというか、
そういうものにかなわない気がするのは僕だけでしょうか。
空への憧れ、人とのふれあい、わくわくするような冒険...
そして一番大切なことは僕たちは地球に住んでいるということ。
人間は地球なくして生きられないということが分かっているのに
どうしてこんなに地球を傷めつけようとするのでしょう。
最初はわくわく、見終わってテロップとともにエンディング曲が
流れる頃にはとてもしんみり。
喜怒哀楽たっぷりでそれでいて人間として大切なものはなにか、
という明確なメッセージ性も持っている。
いいものは何度見てもいい。
技術はそのすごさを伝えるためのものじゃない。
伝えたいことをより伝えやすくするためのツールなのだということを
忘れるべきではないと思います。
またラピュタのような素晴らしい名作が誕生するのを
心から願ってやみません。
(2006/01/26 drecomより移動、修正)
エンディング動画(スタッフクレジットなし)。
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