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現在のセッションを担当をしている梶本先生の著書です。
この本自体は最初のセッション担当の先生からの紹介で知ってたのですが
そのときはいつか読みたいなあ...と思いつつ放置してしまったのですが、
今回あらためて梶本先生と出会って、読みたくなりまして。
貧乏がゆえに近くの図書館で借りてきて読んだのですが、
先生の人柄がよく出ていて、とても良い本でした。
今回のセッションの僕の作品、
実はこの梶本先生がとても大きなヒントを与えてくれました。
ヒントなんてもんじゃないな。一緒に案出しした、みたいな。
そして実作業のほうはもう一人別の先生に頼りっぱなし。
ある意味今回の作品は二人の先生と僕との三人による作品。
そこには大いに学ぶものがあるのだけど、
多すぎて、あせるばかりで、空回りで、...落ち込みます。
...まあとにかく頑張るしかないのだけど。
形が機能を作るんじゃない。
機能が形を作るんだ。
形から入るとアイデアはどうしても行き詰まってしまう。
必要な機能を、実現したいことを整理してリストアップすることで
あるべき姿形は見えてくる。
そんな先生のデザインに対するスタンスが、
セッションでのアドバイスでも、この本の中にも表れています。
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「デザインの煎じ薬・全十三包―じわじわとデザインのことがわかる本」
著書の武正さんは多摩美の教授。
前回のセッションの担当講師のひとりでした。
授業中に自身の著書である本書を薦めていたので図書館で借りて読みました。
読みやすいデザイン入門書、という位置づけで全十三章の構成で紹介されています。
同じ日本人によるほぼ同時代での状況、ということもあり、
前回読んだレイモンド・ローウィの「口紅から機関車」に比べれば全然読みやすい。
武正先生が授業で話す内容とかぶる部分もあって、
授業の復習効果も相まってなおさら理解が進んだ気がします。
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深澤さんの『デザインの輪郭』、やっと読み終わりました。
正直なところ、抽象的すぎてピンとこなかった。
それでも。
自分が追い求める道の上に"デザイン"というものがある、ということは確信できたと思う。
この本は自分に「お前、デザインやれよ!」と言ってくれた気がする。
デザインは特別なものを、センスのいいものを、きらびやかなものを
作るための手法や技術ではない。
相手がなにを求めているかを知り、
相手の求めているものを見つけ、
相手の求めているものを作ることにより、
自分と相手双方が幸せになるための道である。
人ごみが嫌い。混雑が嫌い。雑踏が嫌い。
だから人が働いてる時に遊び、遊んでる時は家にこもる。
GWはどこもかしこも行楽地は混むだろうから、
GW前に有休とって小旅行して、GWは実家に行く以外は家でのんびり、なんて考えてます。
が、一つだけ行きたい展示会があって。
WebDesigning3月号で見つけたクリエイター、倉田光吾郎さんの個展。
「なんでもつくるよ」というブログのタイトルのとおりなんでも作っちゃうらしい。
今は装甲騎兵ボトムズの実物を作っていて、その展示が今度のGWから始まるらしい。
「なんでも作るよ。やる気になればなんでも作れるはず。」
これこそクリエイターに必要な気概ではないだろうか。