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A visit to Luis Barragan House 2【ワタリウム美術館】

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ルイス・バラガン展2度目の訪問。
前回からおよそ3ヶ月ぶり。

ワタリウム美術館の展示は期間中は何度でも入場できるフリーパスポート制なので、
もっと行きたかったのだけど、気づけば会期終了近づいてやっと2回目。
来週から大学の授業がはじまることを考えれば、たぶん今回が最後。

でもまあ、内容的には2回で十分かな。


「私の家は、私の心の避難場所でした」

...という言葉にあるように、バラガン邸は静謐にあってこそその魅力を発揮する。

どんなに良いディレクションをしても、
展示空間という目的上、一番重要な条件である静謐さを実現するのは難しい。
特に今回は休日に行ったということもあって、来場者が多め。
せっかくの空間もこう人が多くては興ざめ。

...というわけで前回同様、DVD映像をじっくり鑑賞。


前回は未完成だった図録もちゃんと発売されていて、
1,500円(税抜き)という値段の割には充実した内容だったので、
厳しい懐事情ながらも思わず購入。

全体の半分以上がバラガン自邸の解説。
さらにバラガン建築MAPつき。

展覧会で上映されていたDVDつきで4,000円だったのだけど、
さすがにそれはあきらめて図録のみ購入。


芸術は静的であるべきではないだろうか。

...最近よくそう思う。


A visit to Luis Barragan House【ワタリウム美術館】

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三越での日本伝統工芸展での失望を埋め合わせるべく、
今度行くつもりだった外苑のワタリウム美術館へ。

9月からルイス・バラガン展がはじまっています。
会場構成をSANAAが担当し、バラガン邸が再現されます。
バラガンの名前は前から知っているのですが、
どんな建築なのかはまだよく分かっていないので、
ぜひとも行きたい、と思ってました。


この展示は知識を求めに行くと落胆します。
あくまで再現されるバラガンの空間を体験するためのもの。

最初はちょっと退屈かな~と思っていたけど、
会場内に再現されたバラガンの空間を歩き、
バラガン作品を紹介する映像を眺めていたら、とても心地よくなってきました。


建築はその機能以上にボリュームが与えるマッス(量感)により
感動与えることが大切...らしい。