ルイス・バラガン展2度目の訪問。
前回からおよそ3ヶ月ぶり。
ワタリウム美術館の展示は期間中は何度でも入場できるフリーパスポート制なので、
もっと行きたかったのだけど、気づけば会期終了近づいてやっと2回目。
来週から大学の授業がはじまることを考えれば、たぶん今回が最後。
でもまあ、内容的には2回で十分かな。
「私の家は、私の心の避難場所でした」
...という言葉にあるように、バラガン邸は静謐にあってこそその魅力を発揮する。
どんなに良いディレクションをしても、
展示空間という目的上、一番重要な条件である静謐さを実現するのは難しい。
特に今回は休日に行ったということもあって、来場者が多め。
せっかくの空間もこう人が多くては興ざめ。
...というわけで前回同様、DVD映像をじっくり鑑賞。
前回は未完成だった図録もちゃんと発売されていて、
1,500円(税抜き)という値段の割には充実した内容だったので、
厳しい懐事情ながらも思わず購入。
全体の半分以上がバラガン自邸の解説。
さらにバラガン建築MAPつき。
展覧会で上映されていたDVDつきで4,000円だったのだけど、
さすがにそれはあきらめて図録のみ購入。
芸術は静的であるべきではないだろうか。
...最近よくそう思う。