NHKの「サイエンスZERO」を見てて。
人間とチンパンジーやゴリラ、オランウータンなど他の霊長類とは
DNA的には5％ほどしか違わないんだとか。
その5％の差が他の霊長類との大きな違いとなっている。
高度な文明を築き、地球規模のネットワーク社会を築いている。
そう思うとなんだか不思議です。
しかし霊長類の中でも人間は特異な存在みたい。
霊長類の中で親が子供へ「教育」するのは人間だけだとか。
ライオンは狩りを、鳥は飛び方を教えるのにね。
しかし人間最大の特長とは、
「共感する」
ことだとか。
ただね。
僕は時々その人間最大の機能を欠いている気がするんだよね．．．
考えてみれば、
人間の共感機能がこの巨大で高度な社会を営んでいると言える。
たくさんの人がベースボールを見て「面白い」と思うから野球産業が成り立つのだし、
たくさんの人がラーメンが好きだからラーメン産業が成り立つ。
もちろん僕だってすべてのものに対して共感を覚えないわけじゃない。
そこまで重症じゃない。
ただみんなが笑っているシーンで笑えないときがある。
みんなが面白い、と感じているときにそう感じることのできない自分がいる。
時々感情が欠落してるんじゃないかって。
今大学で美術を学んでいるのは、そういった「感情」を学んでいる気がする。
美は感情の根源を呼び起こすものなのかもしれない。
取り戻せ、感情。
取り戻せ、共感。
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