人間は生きるためにバランスをとる。
意識的にも、無意識的にも。
僕はどんな風にバランスをとろうとするのだろう。
前を向いて進もうとしているのに、
気付けば後ろ向きに進んでいるような気がする。
生きていくってどういうことなのだろう。
より良く生きるってどういうことなのだろう。
より良く働く、ってどういうことなのだろう。
より良く接する、ってどういうことなのだろう。
人間はマシンじゃない。
自分がマシンのようだと感じる場合、
それはなにかが上手くいってない兆候かもしれない。
なにも考えずただ動く。
積極的で行動的なのかもしれないけど。
第六感に従うといえば芸術的かもしれないけど。
しかし一方でそればかりだとマシン的だともいえる。
人間は考える葦である。
考えることが人間であることの証である。
マシンはただ選択するだけ。
人間は「考えて」選択する。
しかし人間は意識している以上にシステマティックでもある。
悩むことはけして異常なことじゃない。不幸なことでもない。
ただやっぱり悩んでいる間はあまり良い気分ではない。
その度合いが強すぎると、
自己破壊、自己崩壊するのではないかと怖くなるときもある。
しかし。
人間は生物である。
生きていくためにあらゆる均衡を保とうとする機能を誰でも持っている。
全ての生物はそういうシステムを持っている。
精神が危うい方向に行きそうになったら、
それを是正しようとする力が働くのである。
そう信じよう。
そして安心して悩もう。
答えは必ず見つかるから。
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