不完全なもの

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人間とは不完全なもの。
天才とは不完全なもの。

天才とは誰にもないものを持っているということ。
それは誰もが持っているものを持っていない、とも言えるんじゃないかな?

誰にもないものを与えられている代わりに
誰もが普通にしていることができない。
だから天才と呼ばれる人たちはたいてい数奇な運命を辿る。

...天才じゃない僕はそんな心配をしなくてもいいんだろうけど。

こうも闇夜に生きる生活をして、
およそ常人の生活とも思えない生活をしていると、
自分が天才なんじゃないかって勘違いしてしまいそう。


...最近の「常人」たちはみんな闇夜に生きているのかな。

ロボットは完全なもの。
仕組まれたプログラムを正確に動作する。

進化したロボットの向かう先が「人間」なら、
完璧なロボットとは不完全な「頭脳」。

いつもと違うこと。
それが突然変異を、進化をもたらす。
変化が変容をもたらす。


1年前の生活に比べれば今の生活は明らかに変容している。
そういう意味では僕は進化しているのだろうけど。

...でも、もう闇夜はいらない。


朝陽と共に目覚め、夜の来訪と共に眠る。
そんな当たり前を取り戻したい。

東京ではそんな当たり前のことが当たり前じゃない。
だんだん東京にいるのが苦痛になってきている。

大学の授業は面白いけど。
卒業後は前の会社に戻るのがとりあえずの目標だけど。

田舎での隠居生活を望む気持ちが日に日に強くなってゆく。
そこでなにをするのかはまだ明確にはイメージできないのだけど。


不確かなものが多すぎる現状だけど。
「不完全なものが少しづつではあるが変容している」

...これだけは確かなようです。